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フィールドガイド 小浦一文字
磯釣りさながらの釣果が期待できる中紀きってのスーパー一文字といえるのが小浦一文字です。潮通しのよいシモリが豊富なエリアに設置されているとあってシーズンを問わずに好釣果が上がっています。大物志向の方は特に注目といえる釣り場です。
主な対象魚 | アオリイカ・アイゴ・アジ・イサギ・イシダイ・ガシラ・カマス・コロダイ・グレ・シイラ・スズキ・タチウオ・チヌ・ブリ・マダイ、他 |
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小浦一文字の釣り場の概要
小浦崎の北側に横たわる全長約400㍍の長大な一文字が小浦一文字です。
全体的に足場のよい波止ですが、2018年の秋に猛威をふるった台風の影響などで赤灯側が分断されています(2㍍ほどの隙間がある)。日中はもちろんのこと、渡堤後の暗い時間帯には落下しないように細心の注意を払って下さい。
外側の足場はかなり高く一般的な玉網は届きません。落し玉網を使う手もありますが、基本的には強いタックルを用いて獲物を抜き上げる釣りが主体となります。一方、内向きも潮位によって海面までの高さが生まれますが、怖さは感じるほどではありません。
トイレは定期的に見回りにくる渡船内のものを利用できます。そのため女性や子どもとともに家族連れで釣行する方もよく見られます。
なお、冬場以外は通し釣り(昼から翌昼まで)が可能です。より大物、より多彩な魚種が期待できるとあって本格派には人気があります。
小浦一文字の四季の釣りもの
四季折々にいろいろな魚が釣れます。グレ・イサギ・アイゴ・マダイはもちろん、ハマチ〜メジロ・シイラ・ソウダガツオといった青物の回遊も多く見られます。夏〜秋に釣れるアジやタチウオは地方で釣れるものよりひと回りからふた回り大きなサイズが期待できます。
全体に水深が15〜25㍍と深いことから釣り方はカゴ釣りが特に有望です。冬場は50㌢に迫るグレが釣れることもありますし、春〜夏にはイサギの数釣り、秋にはグレ・イサギの他に小型青物がくるなど、磯釣りさながらの釣果が期待できます。
アタリは波止全体で大差なく見られます。それ以上にカゴ釣りで大切なのがウキ下です。その日のタナをいち早く探り当てることが好釣果を得るコツとなります。
青物が多いシーズンには生きアジを餌にした飲ませ釣りにチャレンジしましょう。餌のアジは現地で調達できるのでアミエビやサビキを持参すること。特に回遊が多い朝方に釣って生かしておくと、青物の時合をスムースに釣ることができます。
そして、ここでは本格的な底物タックルを用いて35〜45㌢級のイシダイを狙えるという特徴があります。夏〜秋の好シーズンには外向きの一のハエ寄りに底物師がズラリと並びます。また、ズボ釣りでもイシダイのヒットが見込めますし、夜釣りではコロダイもよくヒットしています。
内向きではカゴ釣りやズボ釣りの他、紀州釣りやフカセ釣りでチヌ・グレ・アイゴが狙える他、春や秋にはヤエン仕掛けでアオリイカも釣れます。春には1〜3㌔の大型がよく上がっています。
ルアーではシイラと青物狙いが人気!!
SWルアーではエギングの他、夏場に狙えるシイラ釣りが大人気です。回遊情報が回ると竿を熱心に振るルアーマンがズラリと内向きに並びます。もちろん、青物狙いも人気があり、1年を通して足を運ぶアングラーも少なくありません。
その他、夏〜秋にはまづめどきを中心にカマスの回遊が見られます。小型のルアーとライトタックルを持参すると数釣りが楽しめます。
小浦一文字のインフォメーション
渡船 | 照ちゃん渡船(0738-64-2601) 浜𠮷丸(0738-64-2390) |
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料金 | 4,000円 |
備考 | ※釣行の前日に出船の可否を確認すること。 ※トイレは渡船内にあり(定期的な見回りの際に利用可。事前に要電話連絡)。 ※通し釣りは要問い合わせ。 ※救命具は必着。 |
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