【実釣マニュアル】アイナメの釣り方 | 関西のつりweb | 釣りの総合情報メディアMeME - Part 2

【実釣マニュアル】アイナメの釣り方

投げ釣り

軽いブラクリ仕掛けでは届かないような沖のポイントを狙うときは投げ釣りが有利だ。専用のタックルなら50㍍ぐらいは簡単に投げられるし、少し練習すれば100㍍ほど沖まで釣れるようになってポイントが広がる。

ただ、沖の根回りを探り釣りのように細かくチェックしていては根掛かりが多発する。このため投げ釣りでは主に根の近くの砂地を狙う。特にサイズの大きなアイナメは広範囲で餌を捜すため岩場を離れて回遊することが多く、数は出ないが一発大物が期待できる。

アイナメ釣り方5

投げ釣りの場合、餌はアオイソメやマムシなどの虫餌がメイン。思い切り竿を振ってもハリから取れにくいようにつけられるからだ。ただ、真冬には海エビやボケといった甲殻類の餌がよいときもあり、慣れてくれば併用するのが効果的である。

仕掛けが根まで届くときは、根掛かりしない程度に根回りを狙って投入し、竿を三脚に立てかけて置き竿にてアタリを待つ。

根から少し離れた場所で根掛かりの少ない砂地を中心に釣るときは、できるだけ遠投してゆっくりと底を引き、ググ―ッと重く感じるカケアガリでで止める。アイナメはそうした海底のアクセントに沿って回遊することが多いからだ。また、アタリが遠いときは根掛かり覚悟で根のエリアに投入してもいいが、根掛かりを抑えるために巻き上げるときまで仕掛けを動かさないようにしたい。

アタリは、竿先をガンガンとたたくようなパターンが多い。大きくても40㌢前後の魚なのであわてることはないが、のんびりしていると岩場に潜り込むことがある。そうならないように合わせを入れたら一気に巻き上げよう。

なお、アイナメの投げ釣りは回遊を待つパターンなので、ときどき投げるポイントをかえながら半日程度は同じ場所で粘ること。このため他に釣りものが少ない冬場は結構のんびりペースになるので、波止では探り釣りとともに楽しむのもいい。

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