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チヌ・フカセ釣りの悩みを解消!!|軽い仕掛けで張りを作る方法は?

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Q:フカセ釣りにおける軽い仕掛けで張りを作る方法は?

仕掛けの張りが大切といわれるフカセ釣りですが、これからの時期のチヌの狙い目といえる3ヒロ以深を攻めるときはウキがなじむまでにかなり時間がかかります。軽い仕掛けで(オモリはBまでをよく使います)うまく張りを作るコツを教えて下さい。

A:まずはライン操作で張りを作りましょう

投入後、待っているだけでも仕掛けはなじみ、いつかは張りができます。ただし、それでは時間がかかり過ぎ、途中で刺し餌を取られる確率が高まるためいただけません。

QAフカセ釣り仕掛けの張り3
渋い反応となることが多い寒期には張りが特に大切となります。

早くなじませるならウキ止めがウキに到達した時点でゆっくりと竿を持ち上げ、ウキを50㌢〜2㍍(狙うタナが浅ければ短く、深ければ長く)寄せる感じで道糸を潮かみ側に置くことを考えましょう。オモリを支点に折れ曲がったハリスをのばすイメージで動かすとうまくいきます。

このときに張るのはウキからハリまでのラインです。むやみに張り過ぎて撒き餌の中にあった刺し餌が飛び出さないように注意して下さい。

QAフカセ釣り仕掛けの張り5
QAフカセ釣り仕掛けの張り4
ラインをウキの潮かみに置く操作が不可欠です。

強い風が吹きやすい冬期は、仕掛けのバランスと正しい操作が特に要求されます。仕掛け面においては、BのウキにBのオモリという使い方だけではなく、G3を段打ちにするのも張りを作るという点では有効です。また、底付近を狙うのであればハリ上30㌢にG7を打つ、あるいは底を這わせるために重いハリを使うのもいいでしょう。いずれも仕掛けが早くなじみますし、張りも作りやすくなります。

最後に、オモリとハリスの関係について説明しましょう。

オモリが重くなるほどハリスが屈折して仕掛けを張りづらくなります。オモリが軽くなると張りやすくなりますが、5ヒロ以上の水深がある釣り場を攻めづらくなるというデメリットがあります。何を優先するかを考えて仕掛けを作ることも大事です。

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