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良型の連発も期待大!! 淡路島の穴場的キス釣り場をチェック
キスの釣果が上がりだすほどにライバルが多くなるのは仕方ありません。ただし、人が多いところは釣り荒れが目立ち、釣果が思うようにのびないという懸念があります。そこで目をつけたいのが、駐車スペースから少し距離のあるなど、何らかのネックとなる要素がある釣り場です。たとえば、淡路島の生穂新島の北側などは…!!
歩く必要があるけどキスがよく釣れる淡路島・生穂新島
「キスは足で釣れ!!」の格言通り、キスの引き釣りでは機動力を生かして広く探るほど数を稼げる傾向にあります。とはいえ、魚の居場所さえわかればさほど細かいことを気にしなくても好釣果が得られるものです。
そのようなスタンスで好釣果が期待できる釣り場の1つに淡路島の生穂新島の北面があります。近隣には車横付けで楽しめる好ポイントを有する志筑新島などもありますが、気軽に竿を出せる釣り場はライバルが多いため日によって釣果にムラが出る傾向があります。
その点、駐車場所からポイントまで歩いて15〜20分ほどもかかる生穂新島の北側はライバルがあまりいません。そのぶんキスの魚影が保たれており、広々とした護岸でのんびりと良型のアタリを堪能できます。距離は確かにネックといえますが、竿1本で楽しめる引き釣りなら軽装備となるためさほど苦にならないでしょう。
生穂新島は、5月中旬~12月初旬までと釣れるシーズンが長いという特徴もあります。特に狙い目となるのは6月。そのころには23~25㌢をメインに28㌢前後が混じる釣りを日中に楽しめます。夜明け前には釣り場に入り、朝まづめをしっかりと狙えば、そうした釣果の期待度が高まります。
先客がいなければ真っ先にコーナー部へ向かいましょう。沖の一帯が有望ですが、特にいいのは佐野埋立地にある野球場の方向です。100~130㍍ラインを扇状に探るとアタリの連発が期待できます。
ここは元気のいい良型のキスが多いためハリ数を少なめにするのが得策です。ハリ数が多いと、先に掛かったキスが暴れてはずれることがよくあります。引き釣りとしては少なめといえる3~5本バリ仕掛けを使い、2~3回アタリがでたら仕掛けを回収するパターンで狙うのがおすすめです。1投で欲張るのではなく、手返しを早めて数を稼ぐ方が効率的です。
薄暗い時間帯は大型のキスを意識してイシゴカイを1匹掛けとするのも有効です。また、チロリを餌にするときは竿をあまりさびかず、じっくりとアタリを待つスタイルで臨むのも楽しいです。
実践したいキスの引き釣りの基本テクニック
釣り方のおすすめは、クーラーボックスに腰を掛け、竿尻を地面につけて竿を立ててキスの存在を探るスタイルです。図のように竿先とラインの角度を90~100度に保ちながらリールを巻くことで竿先に伝わるアタリはもちろん、少しの海底変化もとらえやすくなります。
引き釣りでは竿先に伝わる重みと、リールのハンドルを通して手もとに伝わる感触を頼りに海底の地形をイメージすることが大切です。たとえば、竿をさびいているときに重みを感じたらカケアガリなどの変化に差しかかったサイン。それを得たらさびくスピードを少し落としてじっくりとアピールします。1つの狙い目を3回探っても反応がなければ、狙うコースをかえるか、そこにはキスがいないと判断して移動します。
25㌢クラスのキスともなるとビックリするほど激しいアタリをだします。しかし、それにあわてて竿を大きくあおってはいけません。大合わせを入れると、鋭く動く仕掛けにおびえてキスの群れが散ってしまうからです。引き釣りは基本的に向こう合わせでハリ掛かりするものです。アタリがあってもリールを巻き続けましょう。
なお、遊動天秤を使う置き竿スタイルでは大型のキスがアタると道糸を送り込む必要がありますが、固定天秤を使う引き釣りではその必要はありません。
釣行メモ
駐車場 | あり |
---|---|
トイレ | あり |
アクセス | 神戸淡路鳴門道・津名一宮ICを下車。県道66を東進し、中田交差点を左折して直進すると生穂新島。 |
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