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【チヌ・フカセ釣りの悩みズバリ解消!!】低水温期に効果的な撒き餌とは?
低水温期に効果的な撒き餌とは?
活性が低いことが多い低水温期のチヌに対しては撒き餌の集魚効果が重要と聞きました。餌取りが多い時期とどのような点をかえればいいのか? 低水温期の撒き餌の考え方(打ち方など)とともに教えて下さい
刺し餌が目立つ匂い重視の配合が有効
低水温期のチヌ釣りにおいて撒き餌の集魚効果はとても重要です。とはいっても私は高水温期、低水温期にかかわらず集魚効果の高い配合パターンを常に用いています。その中で違いを考えると、使用する量は高水温期の方がはるかに多いということと、どのような面での集魚効果を重視するか、ということがあげられます。
集魚効果といってもさまざまで、チヌの視覚を刺激するものとしてヒラヒラと落ちてアピールする押しムギやカキ殻、コーン、濁りでアピールする砂やヌカなど、嗅覚を刺激するものとしてサナギやニンニク、沖アミなどがあります。これらすべてにチヌを寄せる効果はありますが、餌取りが多い高水温期は濁り重視の配合パターンとして刺し餌をやや目立ちにくくしています。一方、餌取りがあまりいない低水温期は匂いを重視し、濁りをやや控えめとして刺し餌を目立たせることを心がけています。
実釣時は撒き餌を打つポイントをしっかりと定めましょう。高水温期は餌取り用と本命用という具合に撒きわけることがよくありますが、低水温期はチヌをバラけさせないように1点集中で打つのが有効です。撒き餌をシャクですくうときはバッカンにしっかりと押しつけ、なるべく塊のまま着水させるように投入します。こうすることで宙層でバラけにくくなり、底で作るポイントがまとまりやすくなります。
辛抱のいる釣りとなりますが、貴重な1匹を確実に仕留めることをあれこれと考えることが低水温期の醍醐味だと思います。
(解説:小堀敬太)
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