紀州・地磯ガイド【南紀】田並・タカトコ | 関西のつりweb | 釣りの総合情報メディアMeME

紀州・地磯ガイド【南紀】田並・タカトコ

田並トップ
タカトコの全景。先端回りの釣り座の足場は高いが、背後は低い。後ろからの波に注意すること。

南のウネリに比較的強いことから冬期以外も要注目の釣り場といえる。釣り座によって駆け上がることもある波に注意してアプローチすれば、良型グレの数釣りも可能!!

【地磯釣り場】田並・タカトコのポイントガイド

田並ポイント
  • 田並釣り座A
    Ⓐの釣り座。

南に大きく突き出す田の崎がウネリをブロックしてくれるため、多少の荒れ模様なら比較的安全に竿が出せる。

そして、タカトコという名の通り、足場が少し高いものの平坦で安定している。

釣り座はⒶ~Ⓔで5名ほどが竿を出せる。そのうち非常に足場のよいⒶ~Ⓒが本命の釣り座となる。

●Ⓐ~Ⓒの釣り座…4~7ヒロと水深があり、足もとから沖まで幅広く狙える。特に、20㍍ほど沖に点在している大きな瀬やシモリに沿って発生する潮目が狙い目。それが見られないときは潮流の向きに応じて釣り座を構えればよい。

●Ⓓの釣り座…Ⓐ~Ⓒよりも足場がさらに高い。足もとから沖へ向けてのびる根の切れ目の沖側がポイントとなる。根の上は浅いが、切れ目の先はⒶ~Ⓒ同様の水深がある。

●Ⓔの釣り座…は足場がややわるく、岩と岩の切れ目から釣ることになる。ここでは常に発生するサラシの中央から切れ目にかけてを狙う。ただ、水深が3~4ヒロと浅いうえ、シモリが複雑に入っているため根ズレには要注意。冬場は足もとをじっくりと狙うのがおすすめだ。

なお、Ⓔは波が駆け上がってきやすいため荒れ模様のときのエントリーは避けること。また、Ⓐ~Ⓒは後方が釣り座よりも一段低くなっている。荒れ模様の日は波をかぶることがあるため要注意。

【地磯釣り場】田並・タカトコのアクセスガイド

田並周辺
  • 田並ルート1
    ①ダイビング深海。

紀勢道・すさみ南ICをおりてR42号線を串本方面へ南下。田並漁港の先にある左カーブに入り、曲がりきる直前に鋭角気味に右折して細い側道へ。そのまま直進し、行き止まったところが駐車スペースとなる(道幅が狭いうえに駐車スペースが狭いため軽自動車と小型の普通車以外は進入不可)。

車をとめてからは駐車スペース前の細い道を進み、50㍍ほど行ったところにあるY字路を右方向へ。緩やかな山道を少し上った後、平坦な道を西向きに進む。道なりに進んで田の崎の西側の海岸に出れば、すぐに目に入る大きな岩を目差して海岸を歩く。たどり着いた大きな岩を少し上ると、中央から少し港寄りにロープが取り付けてある。それを利用しておりた先にある平坦な磯がタカトコである。

なお、山道は狭いうえ、雨後は滑りやすいため注意が必要。また、山道を出てから大きな岩へ向かう際、干潮時は直線的に行けるものの、海苔がついた岩の上を歩くことになるため転倒しないように注意が必要。一方、潮位が高いときは港寄りに回り込んでからゴツゴツとした岩場を歩くことになる。同様に足もとに注意すること。

タカトコと同じく好釣り場のアズエは、海岸に出てから見える大きな岩よりも港寄りに歩くと見えてくる。ここへ行くときにも足もとには十分注意のこと。

いずれも駐車スペースからの所要時間は15分程度である。

必読

【必読】地磯釣行時に守るべきルール

※上記のリンク先にある「地磯釣行時に守るべきルール」を必読していただき、ルールをしっかりと理解したうえで安全第一、マナー順守を留意して地磯での釣りをお楽しみ下さい。

注意点

この記事の情報は公開日時点のものです。以降、時間経過による状況の変化などによって正確性を保証できないことをご了承下さい。駐車スペースなどについては変更されることが予想されます。変更されている場合は現地の指示に従っていただきますようお願いいたします。

なお、時間経過にともなう情報に変化にお気づきの際は問い合わせページよりご一報下さいますようお願いいたします。