最大級のカレイが釣れる!!　山陰〜但馬の攻略法＆有望釣り場ガイド

カレイの仕掛け＆餌考察

仕掛けはからまないことに重点をおいて１㍍前後の短めのものを使います。そのうえで餌を目立たせるために先バリをダブルとするのが私のスタイルです。ハリス７号、ハリにトーナメントカレイ15号と丸せいごサーフ13号というのがバランスもよくてバラシの心配も少ないスペックです。

餌は、日本海の投げ釣りに欠かせない存在であるアオイソメがメイン。１日の釣りで500㌘を目安にしています。これに加えて境水道ならユムシ20匹、香住や浜坂、竹野ならユムシ10匹にマムシ 2,000円を用意し、アオイソメとの組み合わせで餌を大きく目立たせるようにしています。

餌のつけ方は、トーナメントカレイの方にはユムシを通し刺しにしてあまったスペースにアオイソメを掛ける、丸せいごサーフの方にはアオイソメだけを掛ける、という方法を実践しています（１投で計７～８匹のアオイソメを使います）。

但馬方面ではユムシのかわりにマムシをつけるパターンが有効だと感じる場面も多いですが、境水道は餌取りがとても多いのでマムシは不適です。ただ、境水道では塩コガネが有効なケースがあります。

境水道＆但馬のカレイの有望ポイント例

境水道・森山周辺

境水道では島根側の森山周辺が特に注目したいスポットです。十分な実績がありますし、車横づけでじっくり釣れるという点でも１級の釣り場といえるでしょう。私の場合、同じポイントで３日間粘ることもあります。

カレイの他、スズキ・ソイ・アイナメ・クロダイなどうれしい他魚もいろいろと釣れるところです。近投でも実績が意外とあるので遠近に投げわけるのが有効です。潮が速くて遠投だと仕掛けが止まらない時間帯は近投で釣果が出ています。

香住西港・白灯波止

小潮回りの際に潮の動きがよい場所です。潮に乗せて仕掛けを流すパターンであればオモリを27号とし、船道のカケアガリに仕掛けを止めるのであればオモリを35号にするのがいいでしょう。ただ、ポイントの近くを船が通るので道糸沈めを使うなどの工夫が必要です。

浜坂一文字

渡船利用となるので海が荒れていると渡れません。そのときは浜坂の港から釣る手もありますが、やはり一番の狙い目は一文字なので事前に渡船店への確認が必要です。また、他に一文字を目指すグループがいるようなら敬遠する方が無難です。

ポイントは波止の内向き一帯です。竿下近くの近投のエリアも含めて広範囲をカバーして下さい。

竹野の大波止

海がひどく荒れてない限りは竿を出せます。ウネリがあるときは通常の仕掛けだとカラミがひどくて釣りになりませんが、そういうときでも先オモリ式の仕掛けを使うなどすればカレイは釣れています。

また、北西風が弱くて海が穏やかなら少し西の青井浜にある千畳の岩場も有望ポイント候補です。ただ、水深がなくて足場が低いので海が荒れていると釣りにならないので要注意。

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