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地磯釣行時に守るべきルール
足場のいい波止への釣行とは異なり、釣り場へのルートが険しいことが多い地磯釣行では事故や怪我が起こるリスクが格段に高い。以下の5つの点を胸にしっかりと刻み込んだうえで安全対策には万全を期し、すべては自己責任の元で釣行すること
①安全面を強く意識
単独釣行は避けるのはもちろん、決して無理をしないこと。万が一、事故にあったり怪我をしても自己責任であることを念頭に置き、危険だと思う場所へは決して立ち入らないこと。
装備に関しては、両手をフリーにするためにバッカンやクーラーを入れて運べる背負子が欠かせない。釣り具店で4000円前後で販売されているが、あらかじめセットされている道具固定用のロープは歩く際の振動で緩くなりがちで心許ない。自転車用品として販売されている荷物固定用のゴム製のロープなどの強靱なものを追加して荷崩れ防止に万全をはかりたい。
また、ロッドケースを持参すると片手がふさがるためあわてずに行動すること。少しでも危険と思われる個所では無理をせず、少しずつ荷物を運ぼう。
なお、シューズ類は、山道は滑りやすいためスパイクタイプを着用すること。
②釣行時の怪我や事故は自己責任
怪我をするなどの事故にあっても自己責任であることを認識したうえで、安全面には十分に配慮すること。初めて行く場所では細心の注意が必要だ。釣り座までのルート上に危険な個所があるかどうかがわからないだけに荷物を持たずに下見をすることも考えたい。また、行きと帰りでは景色が異なるため、行きの途中に何度か振り返って景色を記憶しておこう。初めて行く釣り場へは単独行動をせず、経験者に同行するスタイルを取ることをおすすめする。
なお、日暮れが早くなる冬期は、山道に入ると急に暗くなることもあるためヘッドライトを常備すること。
③立入禁止場所への進入、迷惑駐車や違法駐車、ゴミの放置は厳禁
立ち入りが制限されている場所には絶対に入らないこと。また、個人所有の土地への迷惑駐車、駐車禁止場所や他の車の出入りを邪魔する無理な駐車は厳禁。そして、釣り場で発生するゴミについては各自で責任を持って持ち帰ること。釣り場やその周辺への放置は決してしないように。
④携帯電話は必ず身につけておく
不測の事態に備えて携帯電話は必ず携行すること。最近ではたいていのエリアで通話が可能だが、山越えが必要な海岸などは電波が届かないところもあるから注意が必要だ。道中ではアンテナの状況を何度か確認し、連絡が可能な場所を覚えておくこと。
⑤車上荒らしに注意
人通りのほとんどないところに駐車することが多いため、悲しいことに車上荒らしの対策も欠かせない。警報アラームは通常時の防犯としては有効だが、地磯釣行においては釣り座まで警報音が聞こえないため万全とはいえない。そのため財布や免許証といった貴重品を車中に残さないのはもちろん、盗難を防止するために釣り具を見えるところに置かないように心がけること。
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