アオリイカ・晩秋~初冬の厳選スポットガイド | 関西のつりweb | 釣りの総合情報メディアMeME - Part 2

アオリイカ・晩秋~初冬の厳選スポットガイド

和歌山エリア

雑賀崎漁港

山影にある漁港で、すぐ沖には一文字があるので風や波に強い。底は砂地混じりの磯で、アオリのストック量、回遊ともに多い。釣り場は白灯のある波止か、一文字前の埋め立て地の波止がベスト。

釣り方はヤエン、ウキ釣り、エギングともにできるが、夜明け前は漁船の往来が多く、朝夕のまづめどきはタチウオ狙いの人が多くて釣りづらい。例年の傾向から夜明け後の朝方がチャンスタイムといえる。

アクセス…阪和道・和歌山ICをおりて和歌山港方面へ。和歌山港を越えて直進し、浪早ビーチの看板を目印に県道15との交差点を直進。

雑賀崎漁港 アオリイカ

南部堺漁港

北西風にやや強く、平均して波が穏やかな漁港である。テトラ帯を含めると竿を出せる場所は多い。底はシモリが点在する砂地。釣り方は波止の付け根部なら、ヤエンでじっくりと楽しむことができる。

エギングならば広大なテトラ帯をランガンするのが釣果をのばすコツ。テトラ帯の沖には数個所ほど漁礁が沈められている。

根掛かりが多い場所があればその上層をメインに探るか、少しポイントをズラして粘るといいだろう。

アクセス…阪和道・みなべICをおりて左折。みなべ交差点を左折してR42を南下。

南部堺漁港

紀伊大島・大島港

串本港と紀伊大島の水道部にある漁港。波の影響を受けにくく、水深もかなり豊富で釣り方を問わず楽しめる。水温が安定しているので、初冬のみならず厳寒期まで狙うことができる。

沖にはイケスが設置されている。底は砂地となっている。

遠投してイケス回りを探った後は足もとの敷き石にも注目するとよい。落差の大きいカケアガリとなった最高のポイントである。

アクセス…紀勢道・すさみ南ICをおりてR42を串本方面へ。潮岬東入口交差点を右折して進み、浅海交差点を左折して紀伊大島へ。くしもと大橋を渡ってから大島港の標識に従って左折。

大島港


南勢エリア

古和浦漁港

古和浦湾の奥に位置する中規模な港。外海が荒れているときでも波静かで、風にも強い。古和川の河口側からL字にのびる堤防と、西側の短い白灯波止、西側の岸壁と突堤から釣りができる。L字波止の沖向きテトラ帯が狙い目だが、秋は一帯で釣れる。藻場が点在しているテトラ帯の沖側は、春は産卵場所になっている。

なお、夜釣り禁止場所があるので要注意。

アクセス…紀勢道・紀勢大内山ICをおりて右折し、県道68を南下。R260との三差路を左折して南伊勢方面へ。

古和浦漁港

奈屋浦漁港

複数の堤防がのびる漁港。どのポイントも足場がよく、トイレもあるので家族連れにも最適。赤灯や白灯の沖側がポイントとなる。東側南端の堤防は釣り堀になっているため釣りはできない。1㌔オーバーが狙えるが、ムラの激しいポイントなので気配がない場合は移動する方がよい。風や波にも強く、水深は4~5ヒロある。

アクセス…紀勢道・紀勢大内山ICをおりて右折し、県道68を南下。R260との三差路を左折して南伊勢方面へ。

奈屋浦漁港

贄浦(にえうら)漁港

贄湾の西側の入り江に位置する国道沿いの漁港。一番の狙い目は先端50㍍ほどの小さな堤防の沖側。足場がよくトイレも近くにある人気ポイントだ。春は藻場が広がるが、秋には海藻が少なくなるので、じっくりと狙いたい。

アクセス…紀勢道・紀勢大内山ICをおりて右折し、県道68を南下。R260との三差路を左折して南伊勢方面へ。

贄浦漁港