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落とすだけで釣れちゃう♪ 超お手軽・探り釣りのススメ

探り釣りのススメ7

数ある釣りのスタイルの中でも最もお手軽といってよいのが探り釣りでしょう。基本的な釣り方は底へ落として待つだけ。それでいながらおいしい根魚が昼夜問わずに釣れるのですからやらない手はないでしょう。小さなお子様でも釣果を手にできるので、家族揃ってチャレンジしてみましょう!!

(文:出山健太)

探り釣りとはその名の通り、探りながら釣り歩くスタイルのことです。仕掛けはシンプル、なおかつ足場のよい波止で気軽に楽しめるとあってビギナーやファミリーにおすすめの釣法だといえます。とりわけ、ハリとオモリがセットになったブラクリ仕掛けを使えば手軽に楽しめます。ただ、この釣りは根掛かりがつきものです。仕掛けの予備は多めに持参して下さい。

メインターゲットはガシラやメバルといった根魚ですが、木ッ葉グレ・ベラ・カワハギなど、さまざまな魚種を狙えるのもこの釣りの魅力です。

日中はガシラの数釣りが楽しい!!

探り釣りのススメ4

暑い中でもガシラは鋭いアタリで楽しませてくれます。

強い日差しの下での釣りは体力的な負担が大きいものです。そのため朝夕の涼しい時間帯をからめたプランで釣るのがおすすめです。その方が集中力が持続しやすく、釣果アップに繋がるでしょう。

ポイントについて

探り釣りのススメ2

このように護岸の際に入っている捨て石はよい狙い目です。黒く見える穴を狙って仕掛けを落としてみましょう。この他、護岸から狙えるテトラ穴もガシラがよく釣れる好ポイントです。

ターゲットは足もとの岩陰、岩の隙間、テトラ穴などに潜むガシラです。好奇心旺盛なこの魚は、いれば仕掛けを落とすだけですぐに反応があります。同じポイントで数釣りも楽しめるので、釣れた場所を覚えておくのが数釣りのコツとなります。また、大型が好む場所(岩の隙間やテトラ穴)というものも存在します。そうした実績場所を自分なりに増やしていけば効率よく釣果を得ることができます。

釣り方の基本パターン

釣り方は簡単です。仕掛けを底まで沈めたら後はアタリを待つだけ。このとき、竿先が少し入る程度にラインを張っておくとアタリをとりやすくなります。張り過ぎると仕掛けが浮き上がるので要注意。着底する範囲で張り具合を調整しましょう。

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ブラクリとイカの切り身の餌があればガシラなどの根魚を狙える手軽さが魅力です。

アタリは手もとに明確に伝わります。ただし、アタリがあっても合わせずに、きちんと食い込むまで待つことが大切です。グッとガマンして魚の引きが伝わったところでリールを巻き、穴に逃げ込もうとするガシラを底から引き離しましょう。穴に入り込まれるとなかなか出てこないので、引きが伝わってからのやり取りはすみやかに行なうことが肝心です。

なお、日中はフグなどの餌取りが多いため、イカの切り身などのかたい餌を用いるのがおすすめです。

釣果アップのコツ

仕掛けを落とす際は壁際から10㌢以内をキープするのがおすすめです。ガシラは壁にベッタリと張りついていることが多く、少し離れたところにある餌には警戒して食ってこないこともあるからです。できるだけ壁際に落とし込むことを意識しましょう。

また、1個所で粘らずにテンポよくポイントを探り歩くことも釣果アップの秘訣です。魚がいれば何かしらの反応を得られるだけに、アタリがなければ即移動といったスタンスで狙うのが得策です。

〈日中のおすすめ釣り場〉中紀・衣奈漁港

探り釣りのススメ衣奈漁港11ガシラ

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