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暑中を楽しむアイデア公開!! 夏の釣りの知恵袋
夜の御浜はアジ狙いが楽しい!!
ナイトサーフゲームのススメ
私のホームグランドである三重県南部の七里御浜は二十数㌔にわたって続く砂利浜です。私はここで十数年にわたってアジを狙っています。初夏の豆アジから晩秋〜初冬の大アジ(40㌢オーバーをメインに、ときには50㌢級も出ます)という具合に周年狙うことができます。
そのアジ釣りは90㌫が夜釣りとなります。日中の釣りに比べて何かとトラブルが多くなるため、私はよりよく釣るための準備に余念がありません。たとえば、こんな道具を持参するとスムースに狙えます。
センサーライト
七里御浜のアジ釣りは、砂利浜からサビキとカゴを用いたウキ釣りで挑みます。他の釣りとは異なって打ち返し(餌つけやカゴへの餌詰め)が多くなるため、ライト類の使用頻度が多くなります。
私が使っているのは1㍗LEDが用いられた防雨・集光仕様(散光仕様は同じ光源でも暗く感じます)のセンサーライト(アルカリ単3電池3本使用し、1回の釣行で100回点灯するとして15回の釣行が可能というアイテムです)。点灯時間は10秒。オンオフのスイッチを押す必要がないため、とても手返しよく作業ができます。
本体底部にはマグネットが組み込まれており、飲み終えた飲料の空カンなどに取りつけられるなど、非常に使い勝手がよくて気に入っています。
撥水加工を施したパラソル
夜釣りにパラソル? と思われるかもしれませんが、オールナイトで釣りをしていると仮眠をしたくなることがあります。ただ、夜露を浴びるのは健康によくありません。そこで撥水加工が施されたパラソルの出番。その下で仮眠を取ると、不快感なく体を休めることができます。
使用するときは柄を短くするとともに、2本のロープ(砂利を入れたレジ袋で固定)をつないで突風で飛ばされないようにしています。
サーフでの夜釣りの知識
浜の形状
七里御浜では波打ち際の形状が釣果を左右します。有望なのは、波打ち際が盛り上がって防波堤のようになっているところです。逆に海水浴場のように遠浅になっているところは期待薄です。これはアジ以外の魚種を狙うときも同様です。
月と魚の関係
夜釣りでは闇夜が有利とされていますが、七里御浜のように荒れやすくて釣行できるタイミングが限られるところでは月夜(満月)でも気にしていられません。そもそも、月が頭上を過ぎて月光を背中に受けるようになればアジは釣れます。むしろ、満月の明け方は最高の条件といえます。
七里御浜のように東向きの釣り場であれば、この法則が当てはまるのではないでしょうか。特に、ここ数年の実績では闇夜よりも月がある方がアジがよく釣れています。
風と魚の関係
七里御浜での潮の流れは風に左右されることがほとんどです。よい条件といえるのは追い風(西、北西、南西の方向)。私の場合、追い風以外だと釣りをしないといっても過言ではありません。
七里御浜では春から秋にかけての日中には南寄りの風が吹きます。その後、日没から明け方にかけて西寄りの風になります。つまり、これから秋にかけては暑い日中を避けての夜釣り(アジ釣り)が楽しくなるというわけです。
(文:仲 進)
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