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暑中を楽しむアイデア公開!! 夏の釣りの知恵袋

ランガン派におすすめ!!
冷えた飲料の持ち運び方

私が小学生のころ(ウン十年ほど前)は、夏場でも気温が30度を越える日は数回程度だったと記憶しています。しかし、現在は30度越えは当たり前となり、しっかりとした暑さ対策が必要であることはいうまでもありません。

私の釣りは1年を通して陸っぱりでのランガンスタイルです。暑い夏場とはいえ機動力が落ちるためクーラーボックスは持ち運びません。そのぶん車に戻ったときに冷たい飲料を飲めるように、保冷力の高いクーラーボックスを車中にスタンバイさせています。

そのクーラーは、真空パネルが一面でも多い高保冷仕様で、上ブタに取り出し用小窓がついたタイプがオススメです。小窓があれば最小限の開閉で出し入れできるため保冷にひと役買ってくれます。価格は少々張りますが、私は小窓つきの6面真空パネルモデルを使用しています。

保冷力が高いとはいえ、日光が当たるところへ置くのは考えものです。よりよく保冷するには、できるだけ日光が当たらないところに置きましょう。どうしても日が当たるなら布やアルミ断熱シートで覆うこと。そうすればボックス自体の温度上昇が防げるうえ、車外から荷物が見えにくくなるため車上荒らしの防止にもなります。

さらに保冷力を高めたいときはクーラー内部の底面にスノコを敷いて氷や飲料を置き、その上に断熱できる簡易式の上ブタ(既製品もあるが、断熱シートで自作可)を置けば完璧です。

夏の釣りの知恵袋1

このように日光を避けるだけで保冷力が高まります。

クーラーには保冷剤や板氷、そして何より大切な水分を入れます。基本的には大容量の水分(1.5㍑程度のペットボトル飲料)をクーラーに保管しておき、携行性を考慮して小さめの容器に移しかえて釣り場に持参しています。

釣り場に持ち込む飲料用の容器は、小さめのペットボトルや水筒など何でもOKです。私はポリカーボネイト製の登山用水筒ボトルや、使用後にクルクルと小さく折り畳めるドリンクバックを愛用しています。強度や収納スペースなど、ペットボトル以上の性能を求めるならスポーツショップや登山用品店にいろいろとラインナップされているのでチェックして下さい。

夏の釣りの知恵袋4

携行性にすぐれた山岳用の水筒がランガンスタイルでは便利です。

このスタイルなら車内では残量を気にせず冷えたドリンクを飲むことができ、釣り場には必要最小限の冷えた飲料を持ち込めます。また、小型の飲料をたくさん買うよりも大容量サイズを購入した方が財布にもやさしいというメリットもあります。小さな工夫ですが、暑い夏の釣りを快適に楽しむためには欠かせないワザなのです。

また、塩分補給のタブレットや、ナトリウムがたっぷりと含まれる飲料を摂取することも熱中症対策には不可欠です。他にもクーラーに洗顔シートやおしぼり、洗顔用の水を用意しています。それらを使えば納竿後やランガン中に汗ばんだ体をサッパリとリフレッシュすることができるのでおすすめです。

(文:武宮隆史)

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