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【イシダイ】大物釣り場セレクション〈南紀編〉
70㌢オーバーも期待できる
南紀注目の磯はこの3個所!!
南紀エリアにおいて過去の実績から大判イシダイが期待できる磯を上げるとなると、この3個所が要注目といえる。1級磯はもちろん、穴場的な存在に目をつけることで…!!
(文:山本真士)
〈フィールドガイド〉
超1級と穴場的な存在に注目!!
すさみ・エビ島〈和歌山県〉
すさみ港を出て左手の最も沖に見える大きな磯がエビ島。大きい割に南や南西の波風やウネリに弱いという難点がある。また、沖向きの右側には滑りやすい個所があるから注意が必要だ。
左側にある底物場は4~5人ならラクに竿を出せる。沖向きはすさみの磯の中で最も水深があるうえ、潮通しがよいことからイシダイの魚影がとても濃い。数と型の実績は1年を通してエリア内で群を抜いている。また、多彩な他魚もヒットすることからオールマイティーなポイントだといえる。
釣り座は3個所ある。
Ⓐは本命ポイント。沖向きに30㍍ほど投入し、足もとの右側にあるハエ根の際に仕掛けをおさめてアタリを待つ。潮流の速さを考慮して投入することが大切である。
潮は右向きに走る上りがよい。定員は2名。それ以上でも釣れるが、オマツリが増える。
Ⓑは口和深の沖の三ツ石の沖側に向けて35㍍投入し、その後にタナ取りをしたところにある2個所の海溝を狙う。どちらで釣れるかは潮しだいである。
その他、足もと近くにある海溝もよい狙い目だ。私は朝一番に撒き餌(つぶしたカラス貝を15㌔)を投入して丹念に攻めることが多い。
潮は上りがよい。定員は2~3名。根掛かりが多少ある。
Ⓒはクエ狙いのポイントだが、足もとを丹念に探ればイシダイも釣れる。ウニガラなどの撒き餌を入れると釣れる確率が高まる。
潮は下りがよい。ウネリがある日は沖側から波が襲うことがあるので要注意。
なお、すさみの渡船の出船時間は早い。基本的には夜明けだが、薄暗いころに出ることもある。乗り遅れないように前日に出船時間を確認しておきたい。
釣行メモ
岩元渡船 | |
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住所 | 和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見4488-2 |
HP | http://minnaga.com/iwamototosen/ |
電話番号 | 0739-55-2227 090-8828-5209 |
料金 | 4,000円 |
渡礁時間 | 夜明けから午後3時(延長は別料金) |
備考 | ■弁当なし。 ■民宿と仮眠所あり(詳細は電話で確認)。 ■あらかじめ電話で頼んでおけば餌を用意してくれる。 |
潮岬・オオクラ〈和歌山県〉
コメツブ、アシカ、ドウネ、ナナシ、オオクラなど、磯釣り師なら誰もが憧れる名礁がひしめき合うのが本州最南端の潮岬である。
潮通しはとにかく抜群。離島のようにゴウゴウと流れる下り潮は圧巻だ。それによって支えられる魚影はとても濃く、釣れる数と型は紀伊半島では群を抜いているといっても過言ではない。実際、3年前にはナナシで70㌢オーバーのイシダイが1週間で3匹上がったという実績がある。
その中にあってオオクラは1年を通して数・型ともに釣果が安定しているのが魅力だ。ただ、やや足場がわるいことと、干潮時の渡船の乗りおりが大変という難点がある。
釣り座は南側に集中している。イシガキダイの数釣り期に当たる秋には十数本も竿が並ぶこともある。
潮は下り方向へ常に流れているが、1日の中で速さや角度は変化する。Ⓐ~Ⓒのいずれもその潮に流されないように海底の壁や根に仕掛けを這わせて釣る。
Ⓐは左手にのびるハエ根際がポイント。20㍍ほど沖へ投入し、ラインを出して着底させる。そしてハワセ仕掛けがなじむところを集中的に探る。
ⒷはⒶと同じく15~20㍍沖へ投入し、ラインを出しながら仕掛けを沈めたところを狙う。投入時は潮の速さを考慮することを忘れずに。潮が速いときに正面へ向けて投げるとⒶの釣り座の人の仕掛けとからむことがあるから要注意。着底後に仕掛けが流れるならオモリを重くすることだ。そうすることで餌を置く位置の安定に繋がって釣果に結びつく。
Ⓒはコメツブを望むポイント。ここも潮の速さを考慮した仕掛けを用い、足もとにある段状のカケアガリに餌を置く。重いオモリを使って仕掛けが舞い上がらないようにすることが肝心だ。特に、抵抗の大きなウニ餌を使うときは注意が必要。できれば、実績もあるサザエやトコブシ(ナガレコ)を使いたい。
釣行メモ
うりた渡船 | 住所 | 和歌山県西牟婁郡串本町潮岬2857-1 |
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電話番号 | 0735-62-3695 |
料金 | 4,350円 |
渡礁時間 | 夜明けから午後3時 |
備考 | ■弁当あり。 ■渡船店と渡船乗り場は少し離れている。渡船店で軽トラに荷物を乗せ、自身は徒歩で港に向かう。 |
里野・セシマ〈和歌山県〉
わずかな波気でも磯の中央部や船付きが浸かるほど波に弱いのが難点だが、渡礁できるチャンスが少ないぶん釣り荒れしていない。そのうえ釣果は常連の間でしか知られていないため、たとえ大型が釣れていても混雑することはない。渡礁できさえすれば釣果はカタく、過去には70㌢アップも出ている。それだけにじっくりと探りたい磯といえる。
足場が高い東側を除いてほとんどがフラットであり、足場のわるさは感じない。実質的にはⒶとⒷの2個所が釣り座になるが、可能性を感じることからⒸでも竿を出すことが多い。
Ⓐの船付きは下り潮時によい。長島向き30㍍ほどの水深10㍍のところに岩根が横たわっている。その右肩周辺がポイントとなるが、海溝のような複雑な地形変化ではないため底岩の根回りを丹念に探るようにして釣る。
沖からの波にはくれぐれも注意すること。荷物はチャラン棒に掛けておこう。
なお、この釣り座では捨て竿を入れておくとよい。それに思わぬ大物がヒットすることがある。
Ⓑは水深が豊富な本命場。大判の実績もあることから油断しないこと。潮は上りがよい。
和深方向へ30㍍投げてタナを取ったところにある落ち込みがポイント。左に寄せると砂地帯になるためきちんと見定めたい。
Ⓒはフカセ釣りの好ポイントだが、港寄りにあるウネリという島とシモリのような変化との間に魚の通り道となる海溝があるのではないかと思って竿を出している。
なお、すさみ町内の他の渡船区と比較すると、里野は危険な波と風の質が違うように思える。少しの風で波が出ることもあるから注意したい。釣行の際は渡船店へ連絡して波の有無を確認すること。
釣行メモ
南渡船 | 住所 | 和歌山県西牟婁郡すさみ町里野309-1 |
---|---|
電話番号 | 0739-58-0230 090-3673-1902 |
料金 | 4,000円 |
渡礁時間 | 夜明けから午後3時(3人以上なら別料金で延長可) |
備考 | ■弁当なし。 ■出船の確認は必須。 |
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