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冬のおすすめ釣行プラン・タイ祭り【紀北・塩津漁港のチヌ】
【クロダイ×銀ピカを釣りタイ‼】
高比重の撒き餌を用いて
底層を重点的にチェック‼
〈和歌山県〉塩津漁港
この時期のチヌ狙いのフカセ釣りは、高比重に仕上げた撒き餌をテンポよく打ってしっかりとポイントを作ることが重要です。そうすれば短時間でも…‼
(text:山口和幸)
アプローチパターン
まず波止の潮通しのよさそうなところに釣り座を構え、竿2~3本ほど沖に狙いを定めます。そこに最初は少し多めに撒き餌を打って魚を寄せます。
続いて仕掛けがなじむところ(そこだけ仕掛けが流されずに止まる)や、海の変化を集中的に狙います。波止回りでは潮目や潮の壁といった流れの変化が少ないため、見逃さないようにしましょう。それをきちんととらえられれば釣果がアップします。
そうしてある程度ポイントが定まったら次は餌取りの有無を確認します。投入した餌が残るようならしめたものです。あとは撒き餌を絶やさずに打ち続け、食い気のある魚を寄せましょう。
用意したい餌
短時間勝負では、とにかく集魚力を重視して作ります。沖アミ3㌔を全解凍して軽くつぶし、そこに高比重の集魚材2袋混ぜ合わせて遠投仕様に仕上げます。底に沈殿するように、沖アミの粒はできるだけ残しておきましょう。
撒き餌を作る際は水を少量ずつ加え、耳たぶくらいのかたさに仕上げましょう。かた過ぎるとシャクから離れにくくて遠投ができず、やわらか過ぎると撒き餌がバラけてポイントがボヤけるので注意が必要です。
刺し餌は生とボイルの沖アミ2種類でOKです。
押さえておきたい好条件
北西風が吹くと真正面から風を受けることになるので極力風のない日に釣行しましょう。時合になりやすい朝夕の時間帯をからめたスケジュールがおすすめです
ワンポイントアドバイス
二枚潮対策が必要です。ただ、二枚潮とはいえ、実際に潮が二枚になっているわけではありません。風の影響で滑る上潮に対し、底は動いていないパターンが多いです。いわゆる上滑りです。この状況ではいくら底に魚を寄せても、いつも通りの釣り方をしていたのでは撒き餌と刺し餌が合わないため魚は食ってきません。仕掛けをかえたり、撒き餌と仕掛けの投入点をかえたりするなど、対応策は状況によってかわります。それを見つけだすのはとても大変であるため、二枚潮となりにくい風のない日を選びたいものです。
インフォメーション
■アクセス
阪和道・海南ICをおりてR42を南へ約10分。中政釣りエサ店を過ぎてすぐのトンネルを通過したら右方向へ。
■周辺の釣り具店
フィッシングクリモト・海南店(073・482・3097)。餌の種類も豊富で常に新鮮な餌を揃えています。なお、釣り場までの道中で立ち寄る場合は海南東ICをおりて右折し、道なりに進みます(クリモトから釣り場までは車で10分ほど)。
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