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初夏のファミリー＆シニア応援プラン③ 【淡路島･炬口港〜洲本港のサビキ釣り】
家族で気軽に楽しめるサビキ釣り
条件を守れば高確率でヒット。
サビキで狙う良型アジがおもしろい!!
〈兵庫県〉淡路島・炬口港〜洲本港
私のホームグランドである淡路島における春〜夏はファミリー層向けのターゲットが実に豊富。中でも手軽かつよく釣れるサビキ釣りがおすすめ。うまく狙えば良型のアジを主体に数釣りが楽しめます!!
（文：井出良一）
淡路島・家族釣行のシーズナルパターン
よく肥えた良型アジが狙えます。梅雨明け以降は淡路島全域で豆アジが狙えるようになります。
まずは４月からＧＷにかけての行楽シーズン。最も過ごしやすい季節である反面、海の中は冬と春の境目という難しい状況です。この時期はアジにしても豆クラスが主体となりますが、洲本や炬口周辺では20㌢前後に成長した越冬ものが朝夕に回遊します。また、日中に10～15㌢のカタクチイワシも回ります。それらを狙いながらサブでメバルやガシラなどの根魚を狙うのがおすすめです。
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洲本港
炬口港
足場はフラットで釣りやすさは抜群です。
次にＧＷが終わって梅雨明けまでの初夏のシーズン。このころには水温が上がり、釣れる魚種が増えます。おすすめのターゲットは島内全域で投げ釣りにて狙えるキス。チョイ投げでも釣れるほど手軽でありながら産卵期ということで良型も混じるから要注目です。しかも、１日中釣れるため退屈しないのがうれしいところです。この時期のファミリー釣行には最適のターゲットといえます。
そして梅雨が明けると、いよいよ夏休みシーズン。手軽に楽しめる豆アジの最盛期を迎え、淡路島の全域で気軽に狙えます。
春〜初夏の必勝プラン
以上のように何かと楽しい好シーズンではあるものの、釣果に恵まれていないファミリーを釣り場で目にすることが多いです。ファミリーの中にいる初心者にとって釣れない状況はおもしろくないはずです。何でもいいから魚が釣れないことには「釣りにはもう行きたくない」ということにもなりかねません。そこで春〜初夏の行楽シーズンにはずさない必勝プランを伝授しましょう。
おすすめの釣り場は淡路島中部の洲本港と炬口港。どちらにもトイレやちょっとした休憩ができるベンチなどがあるうえ、足場も平坦だからファミリー向けといえます。ＧＷごろまでは前述のように淡路島の中では珍しく洲本周辺ではアジの回遊が見られます。それを狙えば楽しい休日になることは間違いありません。
条件考察
20㌢程度と大きいアジは沖の深場を回遊するため足もとに落とすだけのサビキ釣りではほとんど釣果が出ません。そのためウキをつけ、カゴが底付近になるようにウキ止めをセットした仕掛けで沖を狙います。
よく釣れるのは高潮位と朝夕のまづめどきがリンクするとき。そのタイミングを逃さないように竿を出しましょう。
また、春に回遊するカタクチイワシは満ち潮に乗って接岸する傾向があります。そのため潮時のチェックが欠かせません。
アジ・イワシの回遊がないときの保険として根魚狙いの仕掛けも準備しましょう。日中でも波止際を広く探り歩くとガシラなどが遊んでくれます。
餌考察
春はアジの魚影が薄いので、餌のアミエビの選び方ひとつで釣果に差が出ます。使用すべきは冷凍のアミエビ。常温保存ができるように加工されたものはアミエビ以外の素材が多く含まれているため集魚効果が弱い傾向にあるからです（よく釣れているときなら問題なし）。
インフォメーション
| 最寄りの釣り具店 | まるは釣具・洲本店（0799-23-1075）。 ※土・日・祝は朝４時から営業しているうえに隣にコンビニがあってとても便利。洲本港と炬口港まで車で７分程度と近い。 |
|---|---|
| アクセス | 神戸淡路鳴門道・洲本ICをおりて左折。県道125→県道46→Ｒ26と道なりに進む。塩屋交差点を右折して県道76を進み、イオンを目印に栄町２丁目交差点を左折して直進すると洲本港。塩屋交差点を直進し、炬口北交差点を右折後すぐに左折して進むと炬口港。 |
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