冬のおすすめ釣行プラン・竿１本で満喫スタイル【岬町海釣り公園とっとパーク小島のチヌ、他】

投入後は待つだけ。 カゴブッ込みスタイル

水温が下がるこの時期は、とっとパーク小島のような１級ポイントといえども厳しい釣りを強いられがちです。でも、カゴブッ込み釣りなら無問題。仕掛けを沖へ投げたら置き竿にしてアタリを待つだけ、というごく簡単なパターンで良型魚の多目釣りが期待できます。餌取りが減る時期なので刺し餌の沖アミが取られる心配も少なく、ストレスなく楽しめます。

12～１月は脂の乗ったチヌ・キビレ・マダイがメインターゲット。また、ウキカゴ釣りが盛んなとっとパークでは連日のように撒き餌（沖アミ）が沖に撒かれているため多くの魚がそれを常食しています。沖アミに興味を示さないとされるカレイ類も刺し餌の沖アミを食ってきますよ!!

うまく撒き餌をきかせることができればカレイの連発も!!

アプローチパターン

この釣りのキモは潮しも方向へ仕掛けを投げ込むことです。払い潮方向（潮が沖へ向かって流れる方）に釣り座を構えましょう。

沖の底は砂地なので根掛かりはほぼありません。ただし、桟橋のすぐ沖には人工漁礁が入っており、そこに仕掛を投げ込むと根掛かりするので気をつけましょう。もちろん、漁礁回りを狙っても本命が釣れますが、餌取りも多いため割と苦戦します。狙うなら手返しを早めて刺し餌の有無をこまめにチェックしましょう。

カゴブッ込みは「ココ!!」と決めた投点に仕掛けを投げ込んだら、あとはアタリがあるのを待つだけといたってシンプルな釣りです。撒き餌が多く溜まっているところを自分なりに推理し、そこを集中的に狙いましょう。とっとパークは水深があって流れも速い釣り場だけにひと筋縄ではいきませんが、読みがハマれば慣れない人でも次々と大物を手にできますよ!!

ワンポイントアドバイス

魚を寄せる撒き餌用として同じタックルをもう１本追加し、２本竿態勢で狙えばさらにヒット率アップが期待できます。

アタリは明確です。底に沈めた刺し餌を魚が食うと竿先が大きく突っ込み、リールのドラグ音がけたたましく鳴り響きます。その合図があれば竿を手にして大きく合わせを入れましょう。あとはリールをジワジワと巻いて魚を寄せればOKです。

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