【投げ釣り】カレイ・春型釣り場のポテンシャル Part.2 神明~東播、淡路島エリア | 関西のつりweb | 釣りの総合情報メディアMeME - Part 2

【投げ釣り】カレイ・春型釣り場のポテンシャル Part.2 神明~東播、淡路島エリア

〈釣り場ガイド〉
淡路島のおすすめ春型ポイント

春は神明~東播方面にも釣りたいポイントはいろいろとあるが、個人的に注目しているのは淡路島で、秋には餌取りで苦労する場所をじっくり釣るというパターンだ。ここではハマれば数や型の好釣果が上がる可能性があるはずだと期待している2個所をあげておこう。

【東浦・仮屋一文字】
遠投or近投の極端な投点で勝負!!

仮屋漁港のすぐ沖にある長い一文字は全体が春ガレイの高実績場だ。数が出るし、40㌢オーバーも十分期待できる。

春型カレイ2-6

Ⓐの白灯付近は、北へ流れる込み潮に仕掛けを乗せて送り込むのがおもしろい。波止の延長線状にある深みで良型がアタるパターンだ。ただし、春はイカナゴ漁が盛んで漁船の往来が特に多いから要注意。ラインを確実に沈められる重さの道糸沈めの使用が前提の攻め方だ。また、船長さんから先端での投げ釣りはしないようにとの指示があった場合はそれに従うこと。

Ⓑは港内向きに小波止がある付近。安定した実績がある場所だ。Ⓒも同様に期待できる。いずれも遠投しても水深は2~3㍍程度。浅くて根掛かりもほとんどない場所であるため、とりあえず沖にあるノリ棚をめがけてキャストするのが基本戦略となる。仕掛けが届きそうになるぐらいノリ棚が近くに設置されているシーズンは釣果がよいように感じる。

ただ、遠投だけではなく思い切った近投でもカレイは釣れている。テトラ際ではポン級アイナメも出る場所だ。

渡船は森渡船(090・3711・8419)。土、日、祝のみ営業。

【東浦・洲本港の赤灯波止】
好天が続いたタイミングで込み潮を狙って…

洲本川尻の波止とも呼ばれるポイント。河口なので込み潮時が特によいが、まとまった雨の後は避ける方がいい。良型のマコガレイが多いところだし、アイナメやスズキといった他魚の大物の可能性があるのも楽しみな場所だ。

春型カレイ2-5

Ⓐは最も水深があるエリア。沖にある一文字の先端方向に遠投してひと際深い場所を探るのと、波止の延長線上にある航路筋のカケアガリを近投で狙うパターンに実績がある。

Ⓑは波止が少しカーブしている場所。Ⓒは波止の根元寄り。いずれも実績は十分だがヒットゾーンは日によってかわる感じだ。遠、中、近投で魚のつき場を捜すことになる。

春型カレイ2-2

洲本港の赤灯波止。広範囲に投げわけて魚のつき場を捜したい。

なお、全体に足場はよいし、近くにトイレもある便利な釣り場だが、そのぶん釣り人が多い。波止の幅はあまり広くないから慎重かつ配慮のある行動でトラブルのないようにしたい。