餌代1000円以内で遊ぶ。春の低コストプラン③【音海周辺のキス&マダイ】
人気エリアの穴場を注目!!
越冬ギス&マダイと遊ぼう♪
〈福井県〉若狭・音海郵便局付近の護岸
人気ポイントがひしめくエリアとあってスルーされやすい釣り場もチラホラと…♪ 季節はずれの良型キスや小型のマダイがチョイ投げで狙える穴場は要注目です
(文:進藤 学)
音海郵便局付近のチョイ投げプラン
音海(おとみ)といえば大波止や学校裏といった有名ポイントに人が集中しますが、春先はこんな穴場で竿を出すのも楽しいです。郵便局付近の護岸は車横付けで竿を出せるうえに、きれいな公衆トイレや自販機もあります。
護岸の沖は水深があるため越冬ギスの溜まり場になっています。12〜4月いっぱいはチョイ投げで大小さまざまなキスが釣れます。また、チャリコ〜カスゴ(マダイの幼魚)の魚影も濃く、竿先を引ったくる激しいアタリを見せてくれます。キスはこれといった時合はなく1日中釣れ続き、チャリコやカスゴは日没前後が有望です。したがって昼〜日没後1時間程度まで竿を出すスケジュールがおすすめです。
アプローチパターン
1匹釣れた場所を重点的にサーチ!!
護岸際〜3㍍沖にかけて捨て石が沈んでおり、そこから10㍍沖までは岩が点在しています。その沖は砂底で水深は10㍍以上と深くなります。チョイ投げでは無理して遠くへと投げるのではなく、足もと〜50㍍沖までを重点的に探りましょう。その間にキスやチャリコ〜カスゴの溜まり場があるからです。
仕掛けを沖へ投げて底まで沈めたらリールをゆっくりと巻きましょう。そして、竿先がわずかに入り込むぐらい重みを感じるところ(地形変化=キスのつき場がある)で巻くのを止め、竿を竿受けにセットしてアタリを待ちます。
キス・チャリコ〜カスゴともに竿先をゴンゴンとたたく明確なアタリをだします。カスゴクラス(30㌢弱)が掛かると竿がガタンと動くほどの大きなアタリがでて興奮しますよ。春先のキスはごく狭い範囲に溜まる傾向があります。1匹でも釣れた場所はしっかりと覚えておき、そこを集中的に探って数をのばしましょう。
インフォメーション
■アクセス
舞鶴若狭道・舞鶴東ICをおりて右折。R27・小倉交差点を右折。日置交差点を左折。難波江交差点を右方向へ。
■最寄りの餌店
R27沿いの、でんぶく(0770・72・3390)他。