【ショア青物ゲーム】巻き心地から“釣れる潮”を判断
さらなる高みを目差すために…
私はボウズ覚悟の大型ヒラマサ狙いが大好きだ。フィールドでは小型ベイトについた青物を無視して大型を狙う。全身全霊のファイトで取れるかどうかという大型を相手にする方がワクワクするのだ。
ただ、正直ツラい一面もある。大型青物はやはり大型ベイトを狙っていることが多いが、実際にフィールドで大型ベイトの回遊に遭遇することは滅多にないからだ。磯回りにはカタクチイワシやシラス、キビナゴ、小アジなどがいることが多い。その状況で大型を狙うことへの自信のなさ、確率の低さが釣りを雑にするのだ。
しかし、その中で希望を与えてくれるのがアオリイカの存在だ。ほぼ周年磯回りについており、大型青物が好んで捕食するベイトである。このアオリパターンにおける現時点での見解は、小魚ベイトのパターンと比較して捕食ゾーンがピンスポットであること、そしてルアーの動かし方が独特であることがあげられる。
日が高くのぼり、アオリイカが沖のシモリ際につくときが狙い目となる。これは潮流や波が変化する一瞬であり、チャンスは非常に短い。そのときにシモリ周辺をショートダイブでネチネチ攻めるとドカンと食う。
このパターンでヒットするのはほとんどが大型だが、今のところ掛け損じも多い。今後はこのパターンでたくさんの魚をキャッチし、ウニウニ巻きに続く確信を掴みたいと考えている。
[spacer]《参考タックル》
(メジロ用)ロッド=ゼナック・デフィーミュートスデューロ100H(RGモデル)/リール=ダイワ・スピニング4000番/ライン=YGKよつあみ・ウルトラキャストマン フルドラグWX8GPD 4号/リーダー=クレハ・シーガー30号
(大型用)ロッド=ゼナック・デフィーミュートスデューロ96HHH(RGモデル)/リール=ダイワ・スピニング6500番/ライン=YGKよつあみ・ガリス ウルトラキャストマン フルドラグWX8GPD6号/リーダー=YGKよつあみ・磯ハンターライン40号+デュエル・剛力100 60号
※ルアーはシェルシェイピングルアーズ・トランペット170、ブルータイド180などを使用
※上記のリンク先にある「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。
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