ローテーションに加えたい青物ルアー10選 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

ローテーションに加えたい青物ルアー10選

青物ルアー・おすすめ1

近年のショア青物ゲームシーンはルアーの進化により攻め手が大きく広がっています。その中でヒット率を上げるにはやはり適材適所のルアー使いがキーとなります。まずはルアーについて知り、自分なりのローテーション術を構築することで安定した釣果に繋げましょう!!

まとめ:編集部

ルアーローテーションの確立に向けて…

近年のショアジギング&プラッギングシーンではルアーの進化が目覚ましく、釣り具店などでもブリ・ヒラマサといった青物を狙うための「青物ルアー」のラインナップが充実しています。ビギナーの方にとっては「何を選んでいいか分からない…」という悩みもあると思いますが、青物ルアーに求められるのは遠投性能やアクション性能などを基本にさまざまです。また、多種多様な青物ルアーがリリースされている現状を踏まえると、「状況に応じたルアーの使い分け」が釣果を左右することは間違いありません。もちろん、1つのルアーを信じて投げ続けることも青物ゲームの醍醐味ですが、自分なりのローテーション術を追求してヒット率アップに繋げるのもこの釣りを深く楽しむコツです。

基本的に青物はあらゆるタイプのルアーに反応を示しますが、それだけにそのときどきの状況(海況や天候、時間帯、ベイトの種類など)で最も反応を引き出しやすいルアーが存在します。そこを追求する楽しみ方という意味で、まずは主な青物ルアーをタイプ別に分類し、それぞれの特性について考えてみましょう。

青物ルアー・おすすめ2
ルアーローテーションの追求を奥の深い楽しみ方ととらえ、データを蓄積して自分なりのパターンを確立しましょう!!

青物ルアーの主な種類

ダイビングペンシル

ロッドワークによってダイビングアクションが演出できるトップウォータールアー。ダイブ時に水中で発生する波動(振動)が青物の側線を刺激し、抜群の集魚効果を発揮。離れた場所にいるターゲットにもルアーの存在をアピールできるとされており、その特性を生かした「誘い出し」の釣りは今や青物狙いでなくてはならないメソッドとなっています。

ポッパー

スプラッシュやバブル、ポップサウンドと独自のアピールでターゲットのバイトを誘発するトップウォータールアー。そのアピール力はダイビングペンシルに引けを取らず、自分の食わせたい間合やアクションでヒットに持ち込むことができます。特に注目したいのは風やウネリが強い状況下でも活躍が期待できるということ。水面が荒れた状況でもカップがしっかりと水をとらえるのでアクションさせやすく、流れの状況も把握しやすいというのはポッパーならではの強みでしょう。

青物ルアー・おすすめ3
朝まづめから釣るのであれば、まずはトップ系プラグで状況をチェック。反応がなければミノーやメタルジグで宙層以深をサーチするというのがセオリーです。

ミノー

トップウォータープラグと比較してフッキング率が高いというのが一番の強み。トップ系のプラグでは食わせきれないターゲットに対しても非常に有効です。また、波が高いときや磯などでサラシを利用して釣るときにもリップが水を噛んで泳ぐので、ターゲットにしっかりとアピールできます。そのような独自の強みを持っていることからもアンダーウォーターの攻め手として不可欠なルアーといえるでしょう。トップ系プラグで魚の活性を上げておいてミノーで食わせるという連携パターンの効果も期待できます。さらに、トップ系ルアーやジグと比較すると、基本的にロッドワークによるアクションが不要。リトリーブでルアーがしっかりと泳いでくれることから、体力的な負担が少ないルアーといえます。

メタルジグ

底付近をチェックしたいときや水面付近でベイトが確認できないとき、足もとから水深があるドン深ポイントなどでは特に欠かせないルアーです。何といっても魚の目の前にプレゼンテーションできるというのが一番の強み。根やカケアガリなどについたターゲットを狙うときなども不可欠なルアーです。さらに、飛距離やフォールといった独自の長所を生かした攻めが可能で、リアクションバイトを狙える点も大きな魅力です。

以上のようにそれぞれのルアーに持ち味があり、アクションや浮き姿勢、カラーなどをさらに細かく分類して使い分ければ、より戦略的な釣りが展開できます(ルアーの種類についても今回はシンキングペンシルや鉄板系を割愛しています)。

次ページでは基本性能がしっかりとしていて、独自の強みを持つルアーをピックアップしています。ルアーローテーションの確立に向け、その性能をぜひ吟味して下さい。

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