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【ショア青物ゲーム】即戦力となる3種のトップウォーターメソッド

ショア青物ゲーム トップウォーター1

近年のショア青物ゲームで欠かせないのがトップ系ルアーだ。中でも水絡みのよいウッド製のアイテムはターゲットを魅了するうえで高いポテンシャルを秘めている。独自の強みを持つダイビングペンシル、ポッパー、シンキングペンシルの3タイプの使い方をマスターして大型との距離を詰めよう‼

解説:西口元晴

ルアーは〝ヌメヌメ感〟が演出できるウッド製が主力

私が多用しているルアーはダイビングペンシル、ポッパー、シンキングペンシルの3タイプだ。いずれもヌメヌメ感のある水絡みのよさを優先し、ウッド素材のものを好んで使用している。カラーについては視認性がよいものを選んでいる程度で特にこだわっていない。

●ダイビングペンシル(全長=14~16㌢/ウェート=50㌘前後)…軽い操作でワンピッチのダイビングとロングダイビングが演出できるタイプ。夏はトビウオがベイトとなるエリアも多く、そのようなときはこのルアーだけでゲームが成立する。

また、晴天&ベタナギで魚の気配がない状況でも、ダイビングペンシルなら誘い出しでバイトに持ち込めるのが魅力だ。

●ポッパー(全長=14~16㌢/ウェート=50㌘前後)…荒天時でもサソイのポッピング(大きなスプラッシュ)、ダイブ(泡をまとっての潜行)、スイミング(水面直下を泳ぐ)、食わせのアクション(小さなスプラッシュ)が演出できるものを好んで使用している。

また、ポッパーはカップで水の抵抗を受けるため、磯際の潮流が把握しやすいのも利点だ。さらに、抜群の集魚力とトップウォータールアーの中ではフッキング率が高い点も魅力。

●シンキングペンシル(全長=14~16㌢/ウェート=60㌘前後)…ジグ並みの遠投性能を備えている。リトリーブによって浮上し、ウッドならではのヌメヌメ感のある動きでターゲットの捕食スイッチを刺激する。ファストリトリーブではスプラッシュをともなったドックウォークやダートでアピールでき、波が高いときでもきっちりと仕事をしてくれる。

また、前述のリトリーブで浮上する特性を生かし、リーリング速度を調整して水面や水面直下で青物に追われたベイトフィッシュを演出することも可能。

ショア青物ゲーム トップウォーター2

キャストポイントについてはそれほどシビアに考えなくてもOK。潮目、足もとの地形変化の延長線上など、大まかに釣り座を決めて広範囲を探るのが基本だ。

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