【ショア青物ゲーム】巻き心地から“釣れる潮”を判断 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

【ショア青物ゲーム】巻き心地から“釣れる潮”を判断

ショア青物 リトリーブ1

ルアーが心地よく動けば魚は釣れるというのが経験則からくる私の考え方。立ち位置、コース、糸フケの量などを意識しながら理想の巻き心地を追求することで…!!

解説:越智信清

ルアーがほどよく潮を噛む巻き心地を意識

ショア青物ゲーム上達のコツはとにかくフィールドに通うこと。私自身も最初は釣れない日々が続いて嫌になったこともある。しかし、ルアーの潮噛みの重要性に気づくことでその状況を打開でき、この釣りがいっそう楽しくなった。それを「ウニウニ巻き」と呼んでいるが、メジロを求めて地磯に通っていたころに何となくつかんだその感覚は、今でも青物釣りをはじめとする、すべてのルアーゲームの基本となっている。

これは釣れる巻き心地のことである。きっかけはメインに使っていたポップクイーンの引き方をいろいろと試すうちに、1秒間にリールのハンドル2回転弱のジャカジャカ巻き風リトリーブでルアーが気持ちよく泳ぐことに気づいた。そして、これを続けているとメジロが連発した。

その有効性に気づいた私はウニウニ巻きを再現するべく磯に通った。立ち位置、コース、糸フケの量…。いろいろと意識しながら釣ることで、「ウニウニ」とした巻き心地はルアーがほどよく潮を噛んでいる状態だと気づいた。

その後はトランペット170をメインに使用するようになったが、ルアーの潮噛みを意識しだしてからはアプローチに自信が持てるようになった。よいポイントに入れなかったときも、その周辺で潮噛みのよい立ち位置を見つけては釣果に繋げることができるようになった。

さらに、10人以上のアングラーが並ぶ波止で、唯一メジロをヒットに持ち込んだこともある。その日は潮が緩くて厳しい状況だったが、底取り2回めからのジャカジャカ巻きで潮噛みのよい場所を見つけたのが決め手となった。

さらに初めて竿を出す釣り場で巻き心地を頼りにポイントを特定し、ヒットに持ち込むことができたことも。どの立ち位置からどの方向に投げれば、ルアーが水をとらえて気持ちよく泳ぐのか? その点を意識してアプローチを続けていれば魚が答を教えてくれる。

ショア青物 リトリーブ2

ルアーの巻き心地を目安に魚のつくポイントを特定する。

[spacer]

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう