【春のエギング】ランカー攻略の極意
高効率なプランニング術
私はエリアを選択するうえでまず風向きに注目する。風に逆らうような形になると釣りが成立しないからだ。そして、移動できる範囲内(10~15㌔圏内)で3個所のエリアをピックアップし、その中から状況に応じてタイミングがマッチするであろう場所を選ぶ。
エリアを絞る際は風向きに対する立ち位置などもしっかりと考慮する必要がある。まずはランガンでエリア自体の様子を目で見て確かめる。そして、実際に竿を出した中でよさそうな場所を絞り込むといった具合だ。期待できそうなら同じエリア内でタイプの違うポイントを回るというのが私の釣りの流れである。
また、最初のポイントで自分の思い通りの釣れ方をしたり、あまりよい条件ではないのにポロポロと釣れる状況であれば移動せずに粘ることもある。逆にすべて回ってもダメな場合は当然新たなエリアに移動する。いずれにしても最近はインターネットでさまざまな情報が入手できる。しかし、これらは参考程度にとどめておき、釣り場で自ら判断する目を養うようにしたい。
それと、基本的に夕方から釣りをする場合は沖から入ってくる個体を狙って潮通しのよいポイントから徐々に湾内へ。朝まづめに向かうにつれて沖に出ていく個体に的を絞り、湾内から潮通しのよいポイントへと移動するようにしている。
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