【オフショアゲームのジョイント理論《PART3》】ハイピッチジャーク×青物 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

【オフショアゲームのジョイント理論《PART3》】ハイピッチジャーク×青物

ハイピッチジャーク 青物1

バーチカルなアプローチで狙うオフショアジギングではアクション間のジョイント(繋ぎ)を重要視したい。ハイピッチによる青物狙いではラインスラックをうまくコントロールし、可変ワンピッチで追わせと食わせを両立しよう‼

解説:笠原啓昭

基本情報

春は日本海でのブリ狙いをメインに楽しんでいる。ジグはセミロングの150~200㌘でセンターバランスの非対称タイプをメーンに使用する。アクションは可変ワンピッチ。まずは着底後、速巻きでラインスラックを回収し、ジグにスピードをつけて強めのジャークを加える。すると、ジグは大きくスライドした後にヒラヒラとフォールするが、沈下しきる前に小さめのジャークを3回入れるというもの。これが私の基本アクションである。

ジョイント・コンセプト

アプローチの流れは以下の通りとなる。

①潮目がどの層にあるかを確認するのが先決。そのため、まずは底を取って宙層までワンピッチでジャークを繰り返し、その抵抗感の違いによって潮目の位置を探る。潮目が見つかれば、そのレンジの前後で有効なアクションを強調する戦術を取る。

②前述の可変ワンピッチを用いる。「スピードで見せる→大きなスライドで興味を持たせる(追わせる)→ヒラヒラフォールで魚との距離を詰める(捕食態勢に入らせる)→小さめのワンピッチで食わせる」といった流れだ。

アクションスピードはリールサイズを使いわけて、その日の状況に合わせるようにしている。また、スライド幅は魚のサイズに合わせてかえる(ジャークのインパクトによってスライド幅を調整する)。フォール時はラインスラックを出してその沈下スピードを目視で確認。食わせのワンピッチはヒットしやすいように小刻みに行なうことに加え、回数は5回までとする。

ハイピッチジャーク 青物2

緩急を意識したアプローチが有効だが、その繋ぎにも意識を巡らせてトータルで理想的なアクションを演出したい。

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