【Rambling a gogo!! vol.2】南紀のアラハダゲームを徹底調査
2017~2018年シーズンの釣行レポート
シーズン初期に当たる10月下旬~11月はベイトが接岸している場所を捜しながら、主にナイトゲームで実績場をランガン。日々調査する中でたくさんのベイトが接岸している漁港を見つけた。そこは一面にベイトの波紋が見受けられた。そして、ベイトがザワザワと騒いでいる周辺で「バシャ! バシャバシャ!!」とボイルが見られた。すかさず60㍉のシンキングミノーをキャストしてリーリングを開始すると、「ググッ」という鈍いアタリが。合わせを入れるとスピード感のある引きが伝わってきた。十分に引きを楽しんでキャッチしたのは45㌢の良型。抜き上げるのに躊躇するほどの重さでシーズン初物ということもあり思わず頬が緩んだ。その後は引き続きボイル撃ちで同サイズを追加して納竿とした。
アラハダの接岸を確認することができたので翌日もアタック。ポイントを確認するとベイトの姿はチラホラと見られたが、ボイルはときどき起こるというような状況で前日のような活気がない。半信半疑でアプローチを開始すると、周囲の餌釣りの方はコンスタントに釣果を上げているが、ルアーには反応がない。ルアーを変更しながら粘ってみたが結局ノーバイトで終了。さらに、その後も数日通ったが釣果は得られず、ベイトも姿を消して漁港は生命感をなくしてしまった。
結局、この時点で釣果を得られたのは初日のみ。私が釣行する前から釣れていた可能性もあるが、このようにルアー釣りを楽しめる期間が短いことも珍しくない。当初は接岸のタイミングを掴んだと早合点したが、再び振り出しに戻ってしまった。そんな中、仲間から例年接岸している漁港で釣れだしたとの情報を入手。さっそく釣行することにした。
[spacer]数え切れないほどのアラハダが漁港内に大挙
昨シーズンは明るい時間帯でもゲームが成立していたこともあり、当日は午前9時ごろからスタート。漁港を見渡すと小さなベイトがチラホラと確認できた。しかし、表層付近で群れているもののアラハダに追われている様子はなく、もちろんボイルなども確認できない。魚の活性が低いことが予想できたのでジグヘッド5㌘+シャッドテールワーム3㌅でスタート。どこにいるかわからないので広範囲をサーチする。
日中は宙層からボトム付近に定位することが多いため、底を取ってスローリトリーブで様子をうかがう。すると、水道のボトム付近でアタり始めたがなかなか乗らない。そこでアタリがあっても巻き続け、重みが乗ったところで合わせを入れるとようやくヒット。キャッチしたのは本命のアラハダであった。サイズは40㌢ほどで、その後も同様のパターンで数匹追加した。チェイスしてきた1匹の後方には数匹のアラハダがついてきている。目を凝らして底の方を確認すると、アラハダの群れがゆっくりと回遊しているのが見えた。これで群れが接岸していることがわかったので、その後は通い詰めることになった。
南紀のアラハダ(アカカマス)・実釣シーン
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