【磯のヒラスズキゲーム】ロングロッドのススメ

ロングロッドが有効となるシチュエーション

足もとのエグレ

流れが当たるポイントでは足もとがオーバーハングした地形になっていることが多く、ヒラにとって絶好のつき場になりやすい。

背の高い根の沖側のサラシ

安全面を第一に考えたポジショニングでは、背の高い根が邪魔をしてアプローチが困難な状況も多い。

エリアごとのベストな条件を見極める

一面にサラシが広がるときよりも、波の周期によってピンポイントに一時的にサラシができる状況の方が狙い目を絞りやすい。つまり、それほど荒れた状況でなくても十分にヒラスズキゲームは成立する。ポイントの地形、潮位によるシモリの露出具合によってベストな条件は異なるので、経験を重ねてエリアごとの特徴をつかむことが重要となる。

また、激戦区では魚の数が少なくなったといわれることが多いが、個人的にはラクにアクセスできるメジャーポイントでも十分に結果を残せている。流れを強く意識したアプローチを心がければ、反応の多さに驚くはずだ。

ルアーに当たる流れの角度を微調整

着水点が同じでもロッドワークによってルアーの角度（向き）を少しかえるだけで流れるコースはかわる。複雑な流れの影響を考慮して狙いのコースへと送り込めるように微調整を繰り返したい。