ベイトの回遊で大盛り上がり!! ロックショア・ヒラマサ&ヒラスズキ|【SHORE SNIPER vol.32】 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

ベイトの回遊で大盛り上がり!! ロックショア・ヒラマサ&ヒラスズキ|【SHORE SNIPER vol.32】

待望のヒラマサがヒット!!

夜明けから2時間ほどが経過すると鳥の群れもどこかへ去ってしまい、海が落ち着いてきたのでいったん竿を置いて休憩。8時を過ぎ、隣の磯のアングラー3人も一度は道具を片づけて帰るような感じでしたが、慌ててタックルをセットしてキャストを再開。その様子を見てすぐに青物が回遊してきたことが分かりました。私もヒラマサタックルに持ち替えて様子を見に行くと、サンパク(ブリの若魚。房総特有の呼称)を連発させていました。

3人の邪魔をしては申しわけないので、少し離れた奥まったポイントへ向かいました。そこでは鳥山こそ出ていないものの、散発的にナブラが沸いていました。足もとにイワシが打ち上がっていたため、似たようなサイズのシンキングペンシルをセットしてキャストを開始。すぐに60㌢ほどのサンパクがヒットしました。キャッチした魚はイワシを飽食しており、丸々と太って脂乗りもよさそうです。

この魚をタイドプールに入れてすぐにアプローチを再開。すると数投でバイトがあり、合わせを入れると魚が首を振る感触が伝わってきました。ヒラマサであることを確信してファイト体勢を整えます。

このポイントは水深がないものの幸いハエ根やシモリが少なかったので、危なげなく魚を寄せてきました。ただ、上げる場所がなかったので最後は水中でハンドランディング。意外に魚が大きくて苦労しましたが、無事に今シーズン初のヒラマサをキャッチすることができました!!

ショアジギング・ヒラマサ4
突然回ってきたチャンスを何とかとらえて今シーズン初のヒラマサをキャッチ!! 感無量です。

キャッチしたヒラマサは全長102㌢でしたが丸々と肥えており、重量は10㌔を越えるコンディションのよい魚体でした。胃袋近くまでルアーを丸飲みしており、出血も多くてリリースは不可能。ここまでで総重量20㌔を越える魚をキャッチしていたため、ここで納竿としました。

ショアジギング・ヒラマサ5-1
ショアジギング・ヒラマサ5-2
コンディションのよいヒラマサがルアーを丸飲みに!!

ヒラマサの難しさを改めて実感

今回は海の雰囲気もよく、賑やかな釣果が上がって満足の釣行となりました。目標としていたヒラスズキは思い通り、狙い通りのゲーム展開で手にできました。一方、そのヒラスズキ狙いで突如ヒラマサがヒットしてラインブレイクさせられたり、鳥山がなくなって帰ろうとしたときに突然回遊してきたヒラマサがヒットするなど、予測しにくい部分が多かったのも確かです。ヒラスズキは狙って取れる魚、ヒラマサは予想がつきにくく、運やタイミングでヒットする魚だということを改めて実感。釣りの楽しさと難しさを味わった釣行でした。

ショアジギング・ヒラマサ6
日々フィールドに足を運んでいると、海がさまざまな表情を見せてくれることを実感します。今回は生命感に満ち溢れたフィールドで竿を出すことができ、大いに楽しむことができました。

今後は梅雨が明けていよいよ夏本番です。体力的にもツラい季節となりますが、体調管理にはくれぐれも注意し、よい釣りをされて下さい。


ヒラマサタックル

【ロッド】
ゼナック・デフィ ミュートス アキュラ100HH(RGモデル)

【リール】
シマノ・ステラSW14000XG
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【ライン】
YGKよつあみ・ロンフォート オッズポートWXP1 8 5号
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【スペーサー&リーダー】
YGKよつあみ・ガリス イソハンター20号
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YGKよつあみ・ガリス FCアブソーバー100Lb
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【ルアー】
マリア・リライズS130
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【フック】
カルティバ・ST-66 #1/0
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ヒラスズキタックル

【ロッド】
ゼナック・デフィ バーン ブラックフィンDB-S116

【リール】
シマノ・ステラSW5000XG
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【ライン】
YGKよつあみ・G-soul X8 アップグレードPE 1.5号

【リーダー】
シーガー・プレミアムマックスショックリーダー26.5Lb
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【ルアー】
ポジドライブガレージ・フラットフラッター95s(heavy model)
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【フック】
カルティバ・STX-45ZN #4
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【大野 祐・プロフィール】

ホームの房総エリアでメーターオーバーのヒラマサを数多く仕留めているアングラー。釣況の好不調にかかわらずウェットスーツスタイルで年間を通して磯に立ち、腕を磨くとともに知識を深めている。

【磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて】
【ショア青物ゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」「ショア青物ゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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