大型魚とのファイトでタックル以上に重要なファクターとは?|【SHORE SNIPER vol.19】

大型青物 ファイト方法1

今回は春の外房エリアの振り返りと、大型魚とのファイトについて紹介したいと思います。ファイトにおいてはタックルやテクニックについて語られることが多いですが、私が重要視しているのはもっと別の部分であり…

Text & Photo 大野 祐

外房の磯、春シーズンの回顧

6月に入り初夏の陽気となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?  私は前回お伝えした鹿児島遠征のあともホームの外房の磯に足繁く通っています。しかし、手にできたのはヒラスズキが1匹のみ。不甲斐ない?釣りが続いています。

いずれにしても不振が続く外房エリアですが、改めて2019年春シーズンについて振り返ると、やはり絶不調であったと感じています。3月末には今年の1匹めとして大満足の10㌔オーバーのヒラマサをキャッチ。その数日後にも順調に2匹めを手にできて好調かと思いきや状況が一変。6月までのおよそ2カ月間、ヒラマサはノーヒットでコンタクトすらない日が続いています。

大型青物 ファイト方法2
4月には好調な模様をお伝えして私自身の期待も高まりましたが、その後は釣況が一変して…。

オフショアでは数もサイズも好調なので、魚は付近を回遊しているようですが、ショアラインには差してきません。もちろん、これは私だけに釣れていないのではなく、仲間をはじめ、誰かが釣り上げたという話もほとんど聞こえてきません。

昨年の5月は好調に釣れ盛ったのですが、これもショアの釣り、気まぐれな外房らしい釣況です。不調でも今年に入って2匹釣れてくれたことに感謝。不調も受け入れて淡々と磯に通い、状況が好転するのを待つしかないと思っています。

それでも過去数年を振り返ると春、秋ともによかったという年は思い当たらず、好不調を繰り返しています。そんなわけで夏以降は釣況が好転してヒラマサからのコンタクトが増えてくれることを信じています。

一方、ヒラスズキも今年の上半期はそれほどよいシーズンではなかったと思います。ゴールデンウィーク遠征に出かける前にはランカーサイズも手にできましたし、波が出れば魚は釣れます。しかし、春シーズンならではの爆発力がなく、釣れるものの盛り上がらずに終わったという印象です。

大型青物 ファイト方法3
大型青物 ファイト方法4
最近のめぼしい釣果といえばこのヒラスズキのみ。不振が続いている外房ですがよいときも、わるいときも淡々と磯に通い続けています。

ファイトの心構え

さて、ここからは私の大型魚に対するファイトの考え方について紹介させていただきたいと思います。以前にもファイトスタイルについて紹介しましたが(【ファイトスキルの向上を目指して…】を参照)、なるべく強いタックルで魚に高い負荷をかけ、ファイト時間を短くすることでリスクを減らすのが得策と考えています。

ただし、臨機応変に対応することは不可欠。これは経験を積まなければ難しい部分ですが、心身ともに柔軟というか、自由にしておくことが大切かと思います。

事前にいろいろと学んだり、想定するのは非常によいことですが、それに凝り固まってしまうと思考に柔軟性がなくなり、臨機応変に対応することができません。冷静な状況判断や咄嗟の対応など、メンタルの柔軟性が重要ですが、この点については私自身もまだまだ精進が必要だと感じています。

大型青物 ファイト方法5
大型魚とのファイトは経験がモノをいう部分もありますが、自然相手のことなので柔軟に対応することが何より大切です。

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