リバーシーバスゲーム・落ちアユパターン入門《前編》 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

リバーシーバスゲーム・落ちアユパターン入門《前編》

狙い目の絞り方

前述のように落ちアユは水面をフラフラと漂うこともあれば、ボトムを転がるように流されることもある。そして、シーバスにとって最もベイトを捕食しやすい場所がヨレや反転流などの流れが緩むところ、つまり落ちアユが流れつくスポットだ。

そういった流れの変化が明確に現われるポイントは上流部に多く、かろうじて体力が残っているアユが水面付近に集中することがある。そのため、落ちアユパターンではシーバスがソ上可能な範囲でできるだけ上流域から探っていくのがセオリーとなる。また、上流のポイントほどアユのレンジが上がり、下流域ほどボトムに近くなるという傾向もあるので覚えておいてほしい。

流れの速さにもよるが、捕食目的でポイントに差してきたシーバスは最も速い流れ(流芯)やその脇に定位する。そこから流れの緩む下流のポイントに向かって順にシーバスが入っていくことが多いので、まずは最上流部の流れ込みのポイントからチェックするようにしている。

リバーシーバスゲーム 落ちアユパターン3

ターゲットのつき場にまったく見当がつかない場合は、とりあえず上流にキャストしてルアーをただ流すだけでもOK。流れの変化はあらゆる場所に存在するため、ポイント全体にくまなくルアーを通していくのも有効だ。

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リバーシーバスゲーム 落ちアユパターン4

ドリフト中は余分な糸フケを巻き取りながら張らず緩めずのラインテンションをキープ。ときおり軽くトゥイッチを入れて弱々しいベイトの波動を演出するようにしている。

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リバーシーバスゲーム 落ちアユパターン5

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