【いちゃりば釣Day! 其の一】マングローブ林でのライトゲーム ~ジャングルへ行こう!!~ | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

【いちゃりば釣Day! 其の一】マングローブ林でのライトゲーム ~ジャングルへ行こう!!~

【day2】~台風前の短時間釣行~

さて後日、先日とは別の大型河川にやってきました。この日は台風の影響で午後から風が強くなるため、午前中だけの短時間釣行。仲間とせわしなく準備を済ませていざ出撃となりました。

タックルは前回と同様に5㌳のスピニングとベイトの2組。ただ、この河川は前回の場所とは違って流速がやや速いため、ベイトタックルにはテンポよく探れるシンキングミノーとクランクベイト、スピニングタックルには希望と欲望のトップウォータープラグをセットして狙うことにしました。まずはめぼしいポイントをチェックしながら上流部を目指し、そこから釣り下って正午には戻ってくる予定です。

朝イチはスピニングタックルで勝負。前回と違ってセミの鳴き声は聞こえませんが、何かに取り憑かれたようにマングローブの森に向かってトップウォータープラグを投げ続けます。しかし、魚からのコンタクトがないまま、またしても気がつけば上流部までやってきました。ここでようやく我に返ります。

沖縄 マングローブフィッシング10

この場所は目の前の滝?を境に汽水と淡水に分かれています。危ないのでこれ以上は近づきませんが、壮大な光景に圧倒されます。

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根に向かう強烈な引きを楽しませてくれたのは…

ここからは下流へと戻りますが、このタイミングでベイトタックルに持ちかえ、岸際をシンキングミノーでテンポよく探っていくことに。根掛かりを恐れて根っこの奥ではなく手前側からチェックします。「ひょっとしたらこの川で泳いでいるのは自分のルアーだけじゃないのか?」と思えるほど長い沈黙が続きます。ただ、徐々に釣りのリズムが出てくるにつれ、ルアーの着水点もおのずとカバーの奥へと向かいます。

そして「コツン」という感触が。一瞬胸がときめきましたが、これは根掛かりでした。まぁ、自分でも何となくそうなるような気がしていたので特に勘違いして合わせることもなく、冷静に軽く竿をあおります。「おそらく根っこを越えた先にある手前側の岩に掛かってるんだろうな~」と思いながらルアーを外すと「ゴゴン!!」という手応えが!! 「ルアー釣りあるある」ともいえる根掛かりから外れた瞬間に魚が食ってくるシリーズですね(笑)。

沖縄 マングローブフィッシング11

根に向かってグイグイとまっすぐ引く独特のファイトはもしかして!?

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それほど大きなサイズではなさそうですが、すぐ手前に岩があるので根に巻かれないようバットパワーを生かしながら慎重に魚を浮かせます。そして、水面を割ったのはマングローブフィッシングの代表魚、カースビー(和名はゴマフエダイ)でした。

沖縄 マングローブフィッシング12

別名マングローブジャック。根に向かってストレートに走る強烈な引きがたまりません。

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マグレでキャッチしたとはいえ、とりあえず1匹は1匹。長い沈黙を打ち破る1匹を手にして思わず僕の活性も上がります。しかし、ここで時刻を確認すると釣りができる時間は残りわずか。少し焦りながらも次なる1匹を釣るために今起こったことを整理して考えます。

根掛かりを外した途端に食ってきたということは、おそらく反射的に口を使ったものと考えられます。ということはルアーをわざとカバーに当て、不規則な動きを演出すれば再び食ってくるはず…。しかし、このままシンキングミノーを使うと、僕の技術力では限りなく近い将来にルアーを根掛かりでロストすることになるでしょう(笑)。そこでフローティングのクランクベイトで挑むことにしました。

タイムリミットが迫る中、焦る気持ちを抑えてカバークランキングを開始。すると、すぐに「ゴゴゴン!!」というアタリが。まだ心の準備ができていないほどの早いタイミングでした。ヒットポイントは先ほどの場所よりも少し深いぐらいで、ほぼ同じようなシチュエーションでした。ゴムボートをグイッと引っ張る感じからも、明らかに1匹めよりもデカいことがうかがえます。

慎重なやり取りの末にキャッチしたのは先ほどよりもひと回り大きなマングローブジャックでした。サイズアップが達成でき、しかもある程度狙って釣れた嬉しい1匹です。

沖縄 マングローブフィッシング13

今回キャッチした真っ赤なマングローブジャック。同じく真っ赤なアンバサダーが映えていますね~。

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この時点で少しだけ時間的余裕があったものの、十分に満足したので竿を置くことに。この日は駆け足の釣りとなりましたが、かなり楽しむことができました。

そんなわけで今回は2日間に渡るマングローブフィッシングの模様をレポートしましたが、最後までご覧いただき誠ににありがとうございました。以上、沖縄から金城じょにぃがお送りいたしました。


使用タックル

沖縄 マングローブフィッシング14
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スピニングタックル

【ロッド】
AGO products・Shoots TWITCH 50series(プロト)
※メーカーサイトはこちら

【リール】
シマノ・セフィアCl4+ C3000S
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【ライン&リーダー】
PE0.6号+フロロ12Lb

【ルアー】
SARA工房・sarapop30B

ベイトタックル

【ロッド】
AGO products・Shoots TWITCH 50series(プロト)
※メーカーサイトはこちら

【リール】
アブガルシア・アンバサダー1500C

【ライン&リーダー】
PE1号+フロロ16Lb

【ルアー】
ラパラ・カウントダウンCD5
[button url=”https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001NXC8S0/memenet0a-22″ target=”blank” style=”soft” background=”#efa82d” size=”2″ icon=”icon: external-link” text_shadow=”1px 1px 2px #000000″]Amazonで見る[/button]
ラパラ・スキャッター ラップ クランク シャロー
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【スナップ】
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【金城じょにぃ・プロフィール】

地元、沖縄でライトゲームからGTゲームまで、またショア、オフショアを問わずにルアー釣り全般を精力的に楽しむスーパーマルチアングラー。「釣りを自分の生き方の一部として考える」をモットーに、独自のスタンスで魚やフィールドと向き合っている。


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