【いちゃりば釣Day! 其の一】マングローブ林でのライトゲーム ~ジャングルへ行こう!!~
落下する虫が攻略のキー!?
セミたちの声援を受けながら、放たれたポッパーが向かうのは先ほどラバージグで無反応だった場所。一部のマングローブの木が少しだけ沖に張り出したポイントです。拭いきれぬ不安を抱えながらもマングローブの根っこ際をポッピングで攻めます。
すると、数投めで「バシャッ!!」とバイトしてきてヒット!! ラインを引き出すほどではないものの、弧を描いたロッドの穂先を左右に揺らして楽しませてくれます。1匹めのヒルギ族は銀色の魚体にシュッとした顔立ちのカマサー(和名はカマス)でした。
[spacer]喜びも束の間、ここでビュッと温かい風が吹き、気がつけば空が急激にねずみ色へと濁り始めています。そして、間髪を入れずに大粒の雨が水面を叩き出しました。そうです、これが沖縄名物のスコールです。
ちなみに、一般的にスコールと聞くと、急な大雨をイメージする方が多いと思いますが、実は雨のことではなく「突発的な強風」という意味なのです。この強風が吹くことによって結果的に「大粒の雨が降る=スコール」となるので、よくいわれる鬼雨(ゲリラ豪雨)とはまた意味が違います。慌ててカッパを準備しますが、ライフジャケットが雨に濡れて膨張したら嫌なので、とりあえずマングローブの森に避難しました。
[spacer]カッパを着るころにはすっかり雨が上がりました。そして、先ほどの雨がまるで嘘だったかのようにカラッとした青空が広がったところで釣りを再開します。
広範囲に続くマングローブ林ですが、その中でも木が少し沖に張り出しているところや、水深が急に浅くなっているところなどがあります。そういった小さな変化に注目しながらキャストを繰り返します。
「そういえばさっき釣れた場所も少し沖めに張り出している場所だったなぁ…」と思いながら、ひと際沖に張り出しているマングローブ帯の根の先端をていねいに探ります。少し距離を取って手前側から1つ1つ順番にキャスト。
1つマングローブ…反応なし。
2つマングローブ…反応なし。
ミッツ・マングローブ(笑)…反応なっ…「バシュッ!!」と着水後の2アクションほどでヒット!! 嬉しいカマスのサイズアップです。
2匹しか釣れていないので正確なことは分かりませんが、彼らは落下してきてその後に水面でプカプカと浮かぶモノに反応を示しているような気がします。そうと考えるとやることは1つ!! 今やっている釣り方に再現性があるかどうかを確かめるだけです。
ただ、その前に10月といえどもまだまだ夏日な沖縄。強い日差しに長時間さらされることが多い釣りでは熱中症などにならないよう、適切な自己管理が必要となります。まずは帽子やサングラスなどを着用しての紫外線対策。そして、はやる気持ちを抑えてこまめな水分補給。さらには睡眠補給です(笑)。この日も一緒にボートに乗ってる仲間にお願いして、木陰のある安全な場所にボートを停泊して仮眠をとることにしました。
[spacer]トップウォーターゲームを堪能
少し仮眠をとってリフレッシュ。果たして彼らは虫を食っているのか? そこを焦点にして検証を続けていきます。やることは決まっているので、ポイント捜しにも苦労しません。付近に地形変化があり、なおかつ虫が落ちてきそうな木の真下に狙いを定めました。ちょうど上流部によさそうな場所があったので、一目散にそこを目指します。
ポイントに到着し、大きく枝葉を伸ばしたマングローブの真下にキャスト。潮位が下がってきているのでルアーの流されるスピードが思ったよりも速く、最もおいしいポイントからポッパーがジワジワと離れていきます。でも焦りは禁物。「あれはルアーではなくセミなんだ!!」と自分にいい聞かせて控えめなドックウォークでネチネチとルアーが首を振るように操作します。
するとルアーが木陰から出て回収しようとした直後、「ガボッ!!」と食ってきました!! ドラグがジーッと鳴ってラインが引き出されます。ヒットした魚が良型であることを期待し、慎重にラインを巻き取ります。
上がってきたのはクワガナー(和名コトヒキ)。期待に反してサイズは小さかったものの、強引を楽しませてくれました。
[spacer] [spacer]僕自身、まだまだ釣りに関しては未熟者なので、他にもよい狙い方があったのかもしれません。当初は根掛かりが少なく、よりタイトに狙えるラバージグが威力を発揮すると思っていたのですが、セミたちの声援により今回はトップウォータープラグのみで楽しく釣ることができました。弾ける水面、やはりトップウォーターゲームは最高ですね!!
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