【THE ANSWER vol.3】リバー＆サーフのヒラスズキゲーム

ヒラスズキの意外な習性

ヒラスズキ狙いのナイトゲームでヒット率を高めるには、魚の習性を知ることが最も重要です。川ヒラは流れの際、砂ヒラは変化のある場所でキャストを続けていれば簡単に釣れると思ってる方もいるかもしれませんが、それだけでは何倍もの釣果を逃している可能性があります。

どういうことかというと、磯のヒラスズキに関しても秋は意外な場所でヒットすることが多いのですが、夜間のヒラスズキはさらに意外な場所で食ってくることが多いというのも事実です。ポイントにベイトさえ入っていればヒラスズキの背ビレが水面から出るような浅場や、普段は水のないような小河川内でヒットすることもあります。そして、このような場所にいるヒラスズキは餌を捕食するためにそこにいるので１投でヒットします。

私自身、そのような意外性のある釣りを経験して改めてヒラスズキという魚に魅力を感じるようになりました。そして、まだまだ未知な部分が残されていると感じており、その発見を求めて日々フィールドに足を運んでいます。

とにかくベイトが入れる場所であれば、ルアーをキャストすることで意外な発見があると思います。簡単にいってしまえば、ヒラスズキを捜すのではなくベイトを捜すのです。ぜひそういった考え方で狙ってみて下さい。

セオリー通りに狙っていても新たな発見はありません。「ベイトがいたらヒラスズキはいる」という前提のもと、さまざまなポイントを狙ってみて下さい。