【アジング】必見!! 釣果に直結するジグヘッド選び《後編》 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

【アジング】必見!! 釣果に直結するジグヘッド選び《後編》

ウェート設定の考え方

沖目にいるアジをジグヘッドで攻略しようと思えば、どうしてもウェートを重くして飛距離を稼ぐ必要がある。ただ、これによってリトリーブやフォールスピードが速くなると、アジがルアーを吸い込みきれないケースが出てくる(小型は特に吸い込む力が弱い)。この点を考慮して重くても1.5㌘までとし(メインは0.5~1㌘)、それ以上重くする必要があるときはスプリットショットリグを用いることが多い。

もちろん、アジがいるところまでリグを届けなければ意味がないため、様子を見ながらウェートを調整してよりよい形でアプローチする必要がある。私の場合はリグを狙いのレンジまで沈め、およそ3アクションでアタリがでるような距離を目安にウェートを調整している。

また、軽量リグは操作感が失われがちだが、潮流によって流れてくるアミ類を捕食している場合はどうしてもデッドスローかつ表層付近をトレースする必要がある。そのため、まずはアジが何をメインに捕食しているのかを把握することが重要だ。それに対してリトリーブスピードだけでレンジを合わせるのではなく、ウェートとのバランスや今回紹介したジグヘッドの特性を考慮して調整するようにしたい。

これらを実践することによってそれまでの不振が嘘のようにアタリが頻繁したり、吸い込みがよくなってフッキングが決まるようになるはずだ。最終的にアジに対していかに自然に近い形でアプローチするかを考えると、ウェートが占める役割もかなり大きなものとなる。

アジング ジグヘッドの使い分け10
ポイントまでの距離、狙いのレンジ、捕食しているベイトなどを考慮し、ベストなジグヘッドを選択するよう心がけたい。
アジング ジグヘッドの使い分け11
わずかなウェートの調整だけでおもしろいようにフッキングが決まるようになることもあるからおもしろい‼
アジング ジグヘッドの使い分け12
ジグヘッド単体だけでなく、フロートリグやスプリッドショットリグで沖目を探るパターンにおいてもフックの使い分けでアプローチの幅が大きく広がる。

(SWゲームフィッシングマガジン 2014年10月号より)

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