【アジング】ジグヘッドリグ・使いこなし術 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

【アジング】ジグヘッドリグ・使いこなし術

吐息のような感触こそ本アタリ‼

事前の情報収集としてはサビキ釣りの釣果に注目するのが手っ取り早い。都合のよいことにサビキ釣りを楽しまれる方々は日没を境に帰られることが多いため、入れかわりでポイントに入れば足もとで入れ食いなんてこともある。

時合の傾向については月夜以外で夕まづめに満潮から下げに入るタイミングがベスト。ただ、潮さえ動いていれば時合はさほど気にする必要がない。釣行できるときが時合と考えて足繁くフィールドに通いたい。

それと「上アゴに掛けるにはどうすればいいの?」とよく聞かれるが、「コン、コンッ」というかたいアタリが伝わったときは、すでにアジがワームを吐き出そうとしているタイミングであることが多い。本命のアタリを言葉で表現するのは難しいが、顔に手のひらを近づけて「フッ」と息を吹きかけたときのような感触に似ている。それがロッドに伝わったときに合わせると理想的な個所にハリ掛かりさせることができキャッチ率が高くなる。

その後の展開

基本的にアジは潮が完全に止まっていてもポロポロと釣れることが多いが、ときとしてまったく反応が得られないこともある。その原因として考えられるのはアジを捕食する大型フィッシュイーターの回遊だ。私自身、取材のプラでは好釣果が得られたものの、当日はタチウオの群れが入ってまったく釣果が得られなかったという経験がある。そのようなときは大きく場所を移動するのも一手だ。

ただ、いかにも潮が効いていそうな漁港の外向きを狙い、そこで反応がないからといって移動するのは早計だ。このようなときは内向きもチェックすべきである。実際一見するとプアなポイントであってもアジの群れが入っているケースは意外と多い。誰もアプローチしていないであろう場所こそチェックする価値があると考え、固定観念にとらわれずに頭を柔らかくして楽しみたい。

タックル収納術

生分解性のワームは専用のリキッドケースに入れて収納しているが、塩ビ系のワームはヘンなクセがつくのを避けるためにパッケージに入れたまま釣り場に持参している。

また、ジグヘッドはバラバラになるとウェートがわからなくなるため、こちらもパッケージのままカラビナを通して持参している。

アジング ジグヘッドリグ入門4

ジグヘッドはパッケージのままカラビナでひとまとめに。

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アジング ジグヘッドリグ入門5

塩ビ系のワームはパッケージのまま保管している。

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アジング ジグヘッドリグ入門6

生分解性のワームは専用のリキッドケースへ。

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(SWゲームフィッシングマガジン 2014年10月号より)

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