【アジング】ジグヘッドリグ・使いこなし術 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【アジング】ジグヘッドリグ・使いこなし術

アタリを得るまでのプロセス

パイロットとして0.4㌘などの軽量ジグヘッドを用いても効率がわるいため、まずは0.9㌘を選択。これで明暗の境をテンポよく探る。秋は1年を通してアジの活性が最も高い時期なので表層付近からリトリーブでチェックすればOKだ。ここで重要となるのはアジが好反応を示すリトリーブスピードを見極めることである。

反応がなければレンジを下げていく。このとき、必ずカウントを取ってアタリのでたレンジ付近を重点的に狙う。レンジキープといっても同じ層を正確にトレースすることは不可能なのでアタリのでた上下1㍍ほどのレンジを意識すればよい。

レンジが特定できれば横(リトリーブ)と縦(フォール)でどちらの攻めに好反応を示すかをチェック。ただし、時間経過とともにアジの群れも入れかわるため、先ほどまではリトリーブで反応がよかったのに、急にフォールにしか反応しなくなったということも多々ある。そのため、1つのパターンに固執しないよう注意したい。

釣り方のコツ

キャストしたら余分なラインスラックを回収し、ジグヘッドの重みを常に感じながらリトリーブする。数投して反応がなければ着水後におよそ5秒間隔でフォールを入れてレンジを刻んでいく。このとき、手もとに伝わる感触が重くなる、もしくは軽くなるといった具合に違和感を覚えたら合わせを入れるように心がけたい。たとえそれがアタリではなくても、サソイのアクションになるのでムダではない。

アジングでは前述の違和感をいかに察知できるかが釣果を大きく左右する。そして、ステディーリトリーブによって潮流の向きや速さなど、海中の情報を収集することが可能だ。引き抵抗が軽くなったり、重くなったりするのは潮が動いている証拠である。

潮の向きがどうしても分からない場合は極端な方法だが、立ち位置から左右両側にキャストすればいいだろう。これで引き抵抗が重いと感じる方向が潮しもで、軽いと感じるのが潮かみということになる。それがわかれば潮かみ側へキャストし、重いと感じる位置までルアーを泳がせよう。

アジング ジグヘッドリグ入門3

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