【オフショアキャスティング】ナブラ撃ちを制するノウハウ | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

【オフショアキャスティング】ナブラ撃ちを制するノウハウ

ナブラの攻略法

ターゲットがキャスティングの射程内に入る数少ないチャンスを逃さないためには、その状況に応じたルアーセレクトが重要となる。この場合、単にベイトのシルエットに合わせればいいというわけではなく、ベイトとキハダの群れの規模のバランスを見極めることがキーとなる。

たとえば、10㌢クラスのイワシが小さくかたまっていたり、群れが分割されてバラバラに逃げ惑っているところへキハダの大群がくると、少ないベイトを競い合うように(狂ったように)捕食するためシルエットに関係なくルアーに飛びついてくることが多い。

逆に大量のイワシに対して数えるほどのキハダしかいないときなど、いとも簡単に餌を捕食できる状況ではなかなかルアーに反応しないことが多い。そういったケースでは、よりベイトライクなシルエットやアクションでアプローチするのが得策だ。

また、モジャコのような極小ベイトを捕食しているときはルアーで口を使わせるのは至難の業だ。ただ、同じようにベイトを捕食している他の魚(スマガツオやサバなど)に意識が切りかわる瞬間があり、不意に大型ルアーに飛び出してくることもある。そのため、あらゆる状況に対応できるよう、小型ジグから100㌘以上の大型ルアーまで用意して挑むように心がけている。

キハダマグロ ナブラ撃ち8

冷静にナブラの様子を観察してターゲットとベイトのバランスを見極め、適切なルアーとアクションでアプローチしたい。

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