パイオニアの釈迦スタイル《PART1》 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

パイオニアの釈迦スタイル《PART1》

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

マイスタイル

私の釣行スタイルをひとことでいえば「釣り場にとことん通い込む」タイプだ。気に入った場所や海域があると釣れようが釣れまいが周年通ってシーズン的な動向を検証し、引き出しを増やす方法を好んでいる。ベストシーズンのよいタイミングだけ、いいとこ取りで釣行するのはある程度ルートのできた海域なら可能だが、私の場合はまったく未知の海域で経験値を積み上げてきたという自負がある。

以前にも山本泰之氏と2年間×最低月1回のぺースで伊予灘に釣行した。結局、たいした釣果には恵まれなかったが、それよりも船長や島の人たちの温かみに触れられたことがとても大きな収穫だった。近年気に入っている能登半島の輪島沖も、5~7月と秋には必ず出撃する海域だ。数年前には7週連続で天気が良好となり、往復800㌔×7週=5600㌔を走破した(笑)。

若いころは休みの都合や家庭内環境も若干優遇されていたので長期休暇を取ることができたが、近年は長期休暇を取るのが難しくなってきた。もっぱら週末、もしくは連休がらみでしか釣行できないのが現状だ。そんな中でも、前記のように思い入れの強い海域にはとことん通い込む。若狭湾はもちろん、輪島、下関、対馬、出雲など、地元の方と触れ合い、船長と酒を酌み交わして信頼関係を築き上げてきた場所はすべてホームグランドだと思っている。

近年はインターネットをはじめとして情報流通環境が整ったことから釣果だけを基準に釣行先を決めがちだが、私はそうした人との触れ合いなどアナログ的な部分を大事にした旅をこれからも続けたいと思う。

週末だけの日帰り釣行でも、往復12時間+実釣8時間に片づけなどを含めてもどうにか24時間でスケジュールを組むことができる。釣行メンバー4~5名で乗り合わせて行けば片道500㌔圏内なら十分日帰り釣行が可能だ…と思うところがすでに感覚がおかしいのかな?

永井塾はスキルの高い釣行メンバーを随時募集中‼ 夜通し爆走して釣行するスタイルには少数精鋭部隊が必要です‼ …といっても、とにかく安全運転、釣果は二の次、無事に帰って翌日の仕事が完結して初めて魚釣りが成立する、ということを肝に銘じておきたい。

海のルアー釣り オフショアジグング3

気になるフィールドへすぐに足を運ぶ性急さは今でもかわらない。チャンスはそのときにしか訪れないことも多いからだ。

[spacer]

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。