最強の食わせパターン、ゼロテンションをマスターしよう!!【メバリング編②-1】
効果的なシチェーション
①のフリーフォールは海藻帯や沈み根、足もとのシェード際など、メバルが潜んでいるであろう場所で用いるのが最も効果的となる。何らかのストラクチャー、起伏の激しいポイントではどのようなタイミングでも試してみる価値はあるだろう(イワシなどの小魚を追っているときもフリーフォールが有効になることもある)。
海藻のスポットなどはリトリーブやカーブフォールではリグを通しにくいので、フリーフォールを中心に攻めるのも一手だ。大型相手では根に潜られるリスクもあるが、リトリーブで攻めにくい場所ではフリーフォールをうまく組み込むことでバイトチャンスが増えるのは確かだ。
②はベイトを追いかけている高活性な魚にも有効だし、ルアーを追うもののバイトに至らないメバルの捕食スイッチを入れるきっかけにもなる。リアクションを誘う動きとして使いやすい。
テトラの穴や海藻の切れ目付近でこのフォールを入れることにより、その際やシェードについている個体を反応させることもできる。テトラ帯をかすめるようにトレースしながら、ヒラッと落とすパターンが成立する場面もあり、バイトを引き出すアクションとして優れている。
③は常夜灯回りの近距離狙い以外に、フロートリグで沖めを攻める際にも有効だ。フロートリグの釣りは基本的にデッドスローで一定レンジを漂わせるわけだが、その狭い範囲での上下のアクションにアタリが集中することもある。そのときのベイトによるものなのかは定かではないが、巻かない釣りがハマる場面はシャローにおいても毎年必ず遭遇する。
[spacer]スポンサーリンク
※文章・写真・記事などのコンテンツの無断での転用は一切禁止です(詳細はサイトポリシーをご確認下さい)。