最強の食わせパターン、ゼロテンションをマスターしよう!!【メバリング編②-1】

巻きで食わないメバルを3種のフリーフォールで攻略!!《前編》

メバリング フォール1

メバルゲームの基本といえるのがリトリーブによる横方向のアプローチだ。しかし、それだけではあと1歩のところで口を使わないケースや、カバーしきれないポイントも意外と多いもの。そこで打開策となるのが…

解説:藤原真一郎

食わせきれない個体のスイッチを入れる

ルアーやリグの操作全般にかかわるのがラインテンションだ。的確なサソイや食わせの間を演出するためには絶えずそれを調整する必要がある。フォールやドリフト、レンジキープなど、あらゆる場面で微妙なテンション調整を行なっているわけだ。トゥイッチやシェイク、ジャークなどのアクションをつけるときも、急激にラインを張ったり、巧みにスラックを使ったりと、ラインテンションを操ることでルアーに生命感を吹き込んでいるといっても過言ではない。

ゼロテンションと呼ばれる「張らず緩めず」のごく緩いラインテンションはライトゲームの基本となるものだ。特にレンジキープからフリーフォールを入れるまでのテンションのかけ方はバイトを引き出すうえで重要なキーであり、実にさまざまなパターンが存在する。

中でも、完全なゼロテンションフォール、つまりフリーフォールでメバルのバイトを誘発するパターンには2種類があると考えている。1つはスライドやスパイラルフォール。もう1つはスイミング時の姿勢を維持したまま水平に落ちるフォールだ。そして、実戦で使用するフリーフォールは以下の3パターンがメインとなる。

①スライド&スパイラルフォール…いわば通常のフリーフォールとなる。ヒラヒラと回転したり、スライドしながら沈んでいくものだ。このランダムな動きにメバルが飛びつくことも多い。デイゲームなどでバイトシーンを目視したことがある方はイメージしやすいだろう。海藻などのストラクチャー回りで用いると、そこから飛び出て食ってくることがある。物陰に身を潜めて餌を狙っている個体に有効なアプローチだ。

②リトリーブ中に瞬間的にフリーフォールを入れるパターン…ロッドを送り込んで急激にテンションを抜き、ルアーを一瞬だけフリーフォールさせる。泳いでいるベイトが急に力を失ってヒラッと落ちるようなイメージだ。これはリアクションを誘うアクションで、①のフリーフォールの効果に加え、リグの背後についているものの後1歩のところで食わせきれないという個体に口を使わせる方法でもある。

③水平姿勢でのスローな垂直フォール…ワームとジグヘッドの組み合わせによっては、水平姿勢のまま直下に落ちる動きを演出することが可能となる。たとえば、がまかつのキャロヘッド0.4㌘とショートワームの組み合わせがそれだ。①に比べると静かなフォールで、リアクションというよりもナチュラルなバイトを引き出すためのフリーフォールといえるかもしれない。

これはルアーをじっくりと見て寸前で見切るようなメバルに口を使わせるのに効果的だ。アクションによって見切ったり逃げたりするシビアな個体には水平姿勢のスローフォールや水平姿勢を維持したステイがカギとなるケースが多々ある。ジグヘッド単体の他、フロートリグを使えばフォール後のステイを沖で演出することもできる。

メバリング フォール2

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