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【磯のヒラスズキゲーム】ニュートラルな状態の魚に口を使わせるには?

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磯のヒラスズキゲーム ニュートラル1

磯ヒラスズキ釣りにおいて釣果を安定させるには、正解は何通りもあると考えてターゲットと向き合うことが不可欠。さらにその中で重要視したいことは…

解説:赤木光広

観察眼を磨いて安定した釣果を‼

磯のヒラスズキ釣りにおいて釣果が安定しない。よいときはよく釣れるが、ダメなときはアタリさえない。そのような状態が続いているなら自身の釣りを見直してステップアップを図りたい。

まずは当り前になっている動作を1つずつ見直してアプローチの精度を高める。このとき、攻略パターンは1つと決めつけず、正解は何通りもあると思ってターゲットと向き合う。そうやって自分に合ったスタイルを構築していけばよいと思う。

そして、今回私が取り上げたいのはポイントを観察する目である。サラシを狙って漠然とキャストするのではなく、事前に海や地形を観察して、そこからできるだけ多くの情報を得るように努める。

ヒラスズキはサラシを利用してベイトを捕食しているが、サラシという面よりも重要となるのが水中の地形である。ベイトを視認しやすく、波の影響を受けにくい位置で定位しているはずだ。その位置を推測する精度を上げるように意識したい。それを基に立ち位置を決定するわけだが、この一連の行為を習慣づけることで洞察力が磨かれ、初めて訪れる場所でも攻略パターンを導き出すことができる。

続いてサラシの状態をよく観察すること。同じサラシ内でも複雑な流れが発生しているところもあれば、晴れ間がポッカリとあるところ、もしくは境界線がくっきりと出ているところなどがある。それらを考慮したうえでベイトがサラシ内で泳ぎを乱して流され、ヒラスズキがベストな位置でそれを捕食するという一連の流れを想定する。そうやって攻略の筋書きをしっかりと念頭に置いたうえでアプローチの精度を高めていけばヒット率は格段に向上するはずだ。

磯のヒラスズキゲーム ニュートラル2

キャストする前に納得できるまでポイントを観察。それを習慣づけることで洞察力を磨きたい。

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