マイクロベイトパターンのシーバスゲーム
さまざまな魅力が存在するマイクロベイトパターンのシーバスゲーム。2018年の春〜初夏に経験した3つのパターンをピックアップしてその模様をレポートします
Text & Photo 伊原 望
魅力いっぱいのマイクロベイトパターン
季節とともに移りかわる天候やベイトパターンなどにより、さまざまな釣り方が楽しめるシーバスゲーム。私が特に楽しみにしているのは春先のマイクロベイトパターンです。
スズキが小さなベイトについて偏食気味になるので攻略が難しい面もありますが、遊泳力が弱いベイトは水面付近を泳いでいるせいか、それを捕食する際にスズキがボイルするシーンを頻繁に見ることができます。このようにターゲットとなるスズキの気配を感じ取れることは楽しいですし、モチベーションも上がって釣果に繋がる1つの要因になっているように感じます。さらに、目の前でボイルを繰り返すスズキに対し、どのルアーなら反応を示すのか? いろいろと試して反応の違いを瞬時に感じ取れるのも魅力の1つです。
大規模な河川や磯などで大型ルアーを用いてスズキを狙うダイナミックな釣りも魅力的ですが、小河川やちょっとした船溜まり、港内の常夜灯周辺など、足場がよいところで比較的手軽なスタイルでトライできるのもマイクロベイトパターンならではです。また、水面をライトで照らすと稚魚たちの生命感に溢れていて、春の訪れを感じて嬉しくなってしまいます。
マイクロベイトパターンで私が使用するルアーは9㌢前後のシンキングペンシル、リップレスミノー、トップウォータープラグなど。ロッドに関しては小さなルアーの繊細な動きを感知できるライトゲーム用を使用しています。今回はそんな同パターンにおける2018年度の釣行について、いくつかのパターンにわけて紹介したいと思います。
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