ヒラスズキ・青物・ヒラメ…初夏のサーフゲームを満喫!!
あらゆる変化に注目
リトリーブ抵抗の変化でポイントを察知
離岸流や反転流、伏流水などの流れの変化は絶好のポイントだ。ナイトゲームがメインとなるヒラスズキやヒラメ狙いでは視覚情報が少なく、リーリング時の抵抗の変化を頼りにピンポイントを捜し当てることになる。実際にはルアーアクションの抵抗を感じられる範囲内で一定速度のリーリングでアプローチし、負荷がかわるポイントを狙い目と判断したい。
変化のあるポイントを点で押さえる
変化を察知したポイントは必ずピンポイントで覚えておくこと。そのときには反応がなくても狙い目であることにはかわりないため、タイミングをズラす(状況が変化する)ことでヒットに持ち込めることがあるからだ。具体的には潮の動きだしや月の出入りなど、事前に把握できる状況変化のタイミングでも捕食スイッチが入る要因となる。ぜひ、それらのタイミングでポイントを再チェックしてほしい。
下げ始めて2時間後は特に集中
河口絡みのポイントで特に意識しているのは潮が下げ始めて2時間後のタイミングだ。このタイミングで潮が最も勢いよく流れることが多く、時合になりやすいと感じている。
[spacer]ベイト考
全ターゲットに共通する重要なキーワードがベイトの存在だ。釣り場を絞り込む際には欠かせない要素となるが多くの場合、ベイトの接岸は一過性のものでタイミングを見極めづらいのが難点だ。
そこで注目したいのが稚アユの存在である。およそ4月ごろから始まる稚アユのソ上が見られれば、河口絡みのポイントなら安定した釣果が期待できるようになる。
利用できる情報源をフル活用
ベイトの動向を見極めるには釣り場に通い込むのがベストだが、サンデーアングラーの場合はなかなかそうもいかない。そこで、私は釣り場周辺の市場やスーパーの鮮魚コーナーに並ぶ魚をチェックしている。産地が明記されたイワシやキビナゴなどが陳列されていることがあり、これが信頼性の高いリアルタイムの情報源のひとつとなる。また、漁協に連絡してより新鮮な情報を入手するのも一手である。
汽水域が絡むサーフは要注目
河口や小河川の流れ込みなど、汽水域が絡むサーフはベイトが豊富なホットスポットだ。特に河口回りのポイントでは雨後の増水のタイミングが狙い目となる。あらゆるベイトが下流へ流され、河口で待ち構えるフィッシュイーターの格好の餌となるわけだ。
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