注目の釣りにチャレンジ!! ゼロから始めるハタ系ロックフィッシュゲーム《準備編》 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

注目の釣りにチャレンジ!! ゼロから始めるハタ系ロックフィッシュゲーム《準備編》

注目すべき条件は?

当て潮よりも沖へ払い出す潮の方が根掛かりしにくいので釣りやすいといえます。そして、過去の実績からいうと、潮色は青く透き通っているときよりも、やや黒みがかっているときの方が有望です。また、よもぎ色に濁っているときは水中にゴミのようなものが浮遊していたり、底層の水温が低かったりして食いが渋いように思います。

さらに、強風時や波が高いときは底を取りづらく、アタリも分かりにくいので不利です。ただし、まったく波気がないよりもやや波立っている方が魚の反応はよく、サラシが発生するのでポイントも見つけやすくなります。

ハタ系ロックフィッシュゲーム オオモンハタ&アカハタ4

タックル選びの基準

ハタ類を攻略するうえではタックルバランスも非常に重要です。おおまかにいうと、湾内などでライトゲーム感覚で楽しむならスピニングタックルがおすすめ。ディープエリアで大型を狙うならフッキングパワーも必要となるのでベイトタックルが有利となります。また、リグはウェート遊動式のテキサスリグを基本としています。

以下では手軽に狙うパターンについて紹介します。各タックルを選択する際の目安は以下の通りです。

●ロッド…広範囲を探るための遠投性能と魚を根から引き離すバットパワーが必要となります。この条件を満たすのはヘビーなロッドということになりますが、長時間楽しむためには少しでも軽量化を考えて体力的な負担を軽減するとともに、小さなアタリも感知できる繊細さを兼ね備えたものが理想です。

具体的にはファストテーパーでやや張りの強いタイプのエギングロッドなどがマッチしますが、沖磯などで大物がヒットしたときはややパワー不足を感じるので、やはりロックフィッシュ専用のロッドがおすすめです。

●リール…ノーマルギヤの2500~4000番クラスを使用。

●ライン…PE1~1.5号を使用。

●リーダー…フロロ25Lbを使用。長さは1~2ヒロがメイン。底が荒い場所では長めにしていますが、長くするとキャスト時にガイドへの糸絡みなどのトラブルが増えるのでポイントに応じて調整します。

●ワーム…グラブ、カーリーテイル、クロー、シャッドテイルなど、さまざまなタイプを揃えておきましょう。また、カラーやサイズも魚の反応や餌取りの状況に応じて使い分けるため、こちらもさまざまな状況に対応できるよう、数種類ずつ用意しておきたいところです。

●フック…ファイトではパワー勝負が要求されるので太軸のものが必須。

●シンカー…丸玉オモリ1~4号など。

なお、最低限用意しておきたいリグとしては、丸玉オモリ1~3号、フック♯1/0~♯2、ワームはカーリーテイルとクロー系を数種類ずつといったところ。ワームサイズについては3~4.5㌅を用意し、小さめのものが必要なときはカットして対応します。

※《実践編》に続きます。

《参考タックル》
(オオモンハタ用スピニングタックル)ロッド=ノリーズ・ロックフィッシュボトムパワーオーシャンRPO710XHS2/リール=シマノ・ツインパワー4000PG/ライン=デュエル・アーマード® F+ Pro ロックフィッシュ1.0号/リーダー=デュエル・TB CARBON® ショックリーダー25Lb/ジグヘッド=エコギア・スイミングテンヤ30㌘/ワーム=エコギア・バルト4㌅/ブレイド=エコギア・ブレードスピン
(アカハタ用ベイトタックル)ロッド=ノリーズ・ロックフィッシュボトムパワーオーシャンRPO76XXHC2/リール=シマノ・カルカッタコンクエスト201HG/ライン=デュエル・アーマード® F+ Pro ロックフィッシュ1.5号/リーダー=デュエル・TB CARBON®ショックリーダー25Lb/ワーム=エコギア・熟成アクア バグアンツ、熟成アクア ミルフル/シンカー=デコイ・タイプドロップ28㌘/フック=デコイ・kgフック1/0、2/0

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