注目の釣りにチャレンジ!! ゼロから始めるハタ系ロックフィッシュゲーム《実践編》 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア

注目の釣りにチャレンジ!! ゼロから始めるハタ系ロックフィッシュゲーム《実践編》

ハタ系ロックフィッシュゲーム・オオモンハタ&アカハタ5

食味、釣り味ともに申しぶんのないターゲットとして、近年大いに注目されているハタ系ロックフィッシュ。ここでは《実践編》として釣り方の手順やコツをご紹介します!!

解説:葛原正夫

アプローチの流れ

ハタ系ロックフィッシュゲームの概要やポイントの考え方、タックルについては《準備編》でご紹介した通りです(※《準備編》の記事はこちら)。ここでは《実践編》として、実際の釣り方について解説させていただきます。

磯のポイントに到着したら、まずは広範囲にキャストしてポイントの状況を把握します。フルキャスト後に底を取ったら、ボトムを少し切ってリグを泳がせ、ときどき底にコンタクトさせます。これでシモリや藻場の位置が分かればそこに狙いを定め、アプローチの角度をかえつつその周辺をチェック。そうやって徐々にポイントを絞り込んでいき、反応が得られたり、怪しいと思う場所があればボトム狙いに切り替えるといった具合です。

また、サラシが発生している場所ではラインを張り気味にしてワームをその中で漂わせます。すると、下から大型がバイトしてくることもあり、エキサイティングなゲームが期待できます。

なお、できるだけ足場の高い位置にポジションを取り、ラインに角度をつけて傷がつかないようにアプローチするのがキモです。ロッドの角度も10時の位置から下げないようにして、ラインテンションを抜かずにカーブフォールを主体にワームを泳がせます。ネチネチと探る場合は「スイミング→底を取る→ロッドを3回ほど軽くシャクる→ステイ」といった具合に移動距離を抑えてじっくりと誘います。

ハタ系ロックフィッシュゲーム・オオモンハタ&アカハタ6
ロッドは高い位置で保持してラインに角度をつけることを意識しましょう。

アタリは明確に出ることが多いですが、魚の角度によっては手もとに感触が伝わらずにラインがフケるだけのケースもあるため、張り気味にしたラインを注視するように心がけましょう。

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