【メバリング】アタリを連発させるには? | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【メバリング】アタリを連発させるには?

フィッティング術

ポイントについては潮流が効いている場所や、ぶつかる個所にはベイトとなる小魚やアミエビなどが集まりやすいのでメバルもつきやすい。さらに、地形変化があって浅場と深場が隣接するような場所が有望である。メバルは水温変化によって動き、低水温に強い魚ではあるが極端に水温が下がると深場へ落ちる。そして水温やベイトしだいで浅場に入ってくると考えている。

アプローチについては、まずは扇状にキャストしてメバルの居場所を特定する。そして、反応があった場所を徹底的に攻めるのが数狙いの鉄則だ。この場合、ジグヘッドのウェートをどこまで合わせられるかが勝負となり、狙いのポイントの表層をできるだけゆっくりと漂わせることができるウェートを選択するのがキモである。

飛距離を稼ぎたいためにウェートを重くすると当然トレースレンジが下がるが、このようなときはロッドの保持角度を調整してレンジを下げないようにしたい。

メバリング 表層&スロー3

潮通しがよくベイトが豊富なポイントに目をつけ、まずは扇状にキャストしてメバルのつき場を絞り込んでいく。

[spacer]

表層内でもレンジを細かくとらえて…

私が特に気にしているのが前述した捕食モードに入っているときのメバルの目線だ。メバルの場合はあまりルアーを追い回さず、基本的に上を見ていて捕食範囲に入ってきたものを口にしていることが多いと考えている。これは宙層やボトムを狙っても反応がないのに、表層を狙うと爆釣という経験を何度も味わってそう考えるようになった。

いずれにしても、同じポイントでもトレースレンジの違いで反応が大きくかわることを覚えておきたい。特にメバルの目線を考えても表層でしっかりとアピールすることが重要だ。そういった意味ではルアーもたくさんのカラーを用意するよりも、ウェートのバリエーションを豊富に揃える方が得策といえるかもしれない。

メバリング 表層&スロー4

ルアーのウェートバリエーションを幅広く揃えることで近距離から遠距離までカバーしたい。

[spacer]

《参考タックル》ロッド=TICT・IC-79T/リール=ダイワ・イグジスト2003C/ライン=TICT・ASH0.35号/リーダー=TICT・ライトゲームコンパクトショックリーダー1号/プラグ=TICT×ラッキークラフト・ワンダーライト50、ストリームドライブ45/ジグヘッドリグ=TICT・アジスタ!、ダーティンハリー+TICT・ブリリアント、フィジット ヌードなど

(SWゲームフィッシングマガジン 2015年6月号より)

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう