【メバリング】ヒットパターンのメカニズムをとことん追求‼ | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

【メバリング】ヒットパターンのメカニズムをとことん追求‼

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パターンの正否の判別

ジグヘッドやフロートを重くしたり、比重を高くしたりすることでフォールスピードを速める調整をすることができるが、この釣りではあくまでスローがキーである。逆に、速いフォールならキャロや他のリグがマッチすることが多いだろう。

そもそも根掛かりで釣りづらい場所を攻められるのがフロートリグの強みである。そのポイントの水深や流れ、狙いの海藻帯の濃さなど、シチュエーションに応じた範囲でのフォールスピードのアレンジが必要となる。

ハマればカーブフォールだけで連発したり、アプローチに時間は要するものの高確率でバイトがあったりする。また、どうすればアタリがでるかが明確に感じられることも多い。釣りがイージーになってこそのアレンジであり、釣りづらくなるようだとフローティングモードでトレースコースやリトリーブスピード、ワームのサイズや種類をアレンジする方が結果的によい可能性がある。

メバリング シャロー&フロートリグ5
メバリング シャロー&フロートリグ6

ジグヘッドしだいで攻め手は無限大

ジグヘッドの種類をいろいろと試すのもおもしろい。ダート系のジグヘッドを組み合わせたり、使用するワームとの組み合わせでジグヘッドの挙動がどうかわるのか? アクションレスポンスの高いものが有効か、水中で安定している方がよいのか…。そういった部分を意識すればスキルアップに繋がるはずだ。

通常は浮遊感をだすために極軽量ジグヘッドを使用する場面が多いが、メバルの場合はヘタに動かすことで警戒されたり、群れが沈んだりといったことが日中の岸壁などでも観察できる。その点を考えると、ナイトのシャローでもゆっくりと垂直方向に沈んでいくだけのアクションが有効な場面があるかもしれない。ナチュラルかリアクションか、また縦の釣りや沈める釣りでも、ジグヘッドのパターンを駆使すれば、いい感じなのにバイトがないという状況を打開できるかもしれない。

メバルゲーム シャロー&フロートリグ7

《参考タックル》(シャロー用)ロッド=ラグゼ 宵姫 華S610UL-solid、S82H-solid/リール=イグジスト1025、2003H/ライン=スモールゲームPE-HG0.5号/リーダー=スモールゲームリーダーFCII6Lb/フロート=アルカジックジャパン・シャローフリーク10.5㌘、15㌘/ジグヘッド=がまかつ・キャロヘッド(0.4㌘♯4をメーンに0.1~1.6㌘)/ワーム=がまかつ・Q.S.Sマイクログラブ ファットドリフト1.25㌅、アルカジックジャパン・ウミゲラ1.2㌅、艶じゃこ1.8㌅、アクアウェーブ・簡刺しワーム ピンテール1.2㌅

(SWマガジン2015年6月号より)

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