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【メバリング】ヒットパターンのメカニズムをとことん追求‼

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フィッティング術

フロートで縦の釣りをするには、いくつかのパターンが存在する。フローティングのスタイルのままロッドアクションで縦の釣りを実践するところから、ジグヘッドやフロート自体の重さを調整する方法まである。同じフロートリグでも中通し式とFシステム(エダス式)ではそのパターンが多少かわってくるが、今回はFシステムの釣りについて紹介したい。

リグセッティングの考え方

シャローフリークに残浮力以下の極軽量なジグヘッドを合わせる基本セッティング下では、ラインテンションをかけなければフロートの直下でジグヘッドはステイ状態となる。そして、釣り方としてはまずそのステイ状態からシェイキング&リフトといったロッドアクションで小さく浮き上がるサソイやフォールへの反応を見る。

それをさらに沈めていくには、リグのセッティングをかえる必要がある。ジグヘッドの重さで調整する場合はシャローフリークの残浮力以上のジグヘッドウェートを選択する。実際の残浮力はシャローフリーク10.5㌘が0.7㌘、7.5㌘が0.3㌘なので、それ以上のウェートにすれば沈めることが可能だ。そして、ウェートを細かく調整すればさまざまなフォールスピードを演出することができる。

フロート自体を沈めるなら、シャローフリークのエンドバランサーを抜き、本体の中にタングステンネイルシンカーなどを入れて再びエンドバランサーを装着すればOK。浮力0(ゼロ)状態やシンキングにすることでフォールスピードを調整したり、流れの中でも深いレンジに入れたりといったアレンジが可能になる。

ロッドアクション

フロートモードの基本セッティングでは、まずラインテンションをフリーにしてジグヘッドをステイ状態にする。その状態でときおり軽いシェイクを入れて潮に乗せていく。また、シェイキング&リフトさせるには、ステイ状態のラインテンションの緩んだ状態からシェイクしながらリーリングしてラインを張る。フロートを手前に動かすように意識することでリフトとフォールをしっかりと入れることができる。

シンキングモードでは、たとえばジグヘッドを1㌘にしたり、フロートの残浮力を0にして0.4㌘のジグヘッドをセットすれば非常にゆっくりとしたフォールが演出できる。ラインテンションをかけないことで直下に落とし込めるため、サソイの後にロッドを送り込んだり、糸フケを出したりしてその場でジワ~ッとフォールさせてバイトを誘う。

また、ウェートを増してフォールスピードを上げると、通常のジグヘッド単体に近い釣りが展開できる。トゥイッチの後、ロッドを止めてカーブフォールさせたり、おもむろにラインテンションを抜いてリアクションを狙ったり…。特にジグヘッドを重くした場合、ロッドアクションへのレスポンスが向上する。

また、流れと水深がそこそこある状況ではトゥイッチからのカーブフォールが非常に効果的となる。さらに、ボトムの釣りでは着底後にロッドをさびき、根や海藻に触れたらロッドをリフトして回避。その後のフォールでアタリを待つというアクションも有効だ。ハングオフ的なアプローチも浮いていない状態のメバルのバイトを引き出す威力を持つ。

メバリング シャロー&フロートリグ4

ロッドワークを駆使してリグをしっかりと操作するように心がけたい。

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