磯のヒラスズキゲーム入門【トップウォータープラグ編】PART2 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 4

磯のヒラスズキゲーム入門【トップウォータープラグ編】PART2

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さらなる数・型を狙うには?

ヒラスズキは1匹釣れたら次も釣れる魚である。それまでの苦労がウソのように思えるほどだ。居ついているのは好条件の場所だから、そこが空けば他の個体が入ってくる。すなわち数を釣るには、地道だがそうしたマイポイントを開拓していくことが正道といえる。そして、数を釣っていくうちに大型も混じる。大型だけを狙って釣れるほど甘くはないと考えているが、もしそんな方法があるのなら私が教えてほしい(笑)。

磯のヒラスズキゲーム入門 トップウォーター22

ヒラスズキのつき場をピンポイントで覚えるだけではなく、周辺の地理をよく把握しておくことが大切だ。また、雨後の影響が少ない、風裏になる、波の影響が少ないというように状況とからめてポイントを覚えておけばゲームの組み立てに生かせるし、安全確保にも繋がる。

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食わないときの打開策

徹底的にトップにこだわるのもおもしろいが、どうしても魚の顔を見たいときはフローティングかシンキングのミノー、またはイレギュラーな動きをするリップレスタイプのミノーにチェンジする。狙い方は基本的にトップの釣りと同様だが、ルアーをトレースしている深さも意識することが大切だ。

トップゲームも含めて、魚がルアーを追わないのは必ずしもルアーを嫌っているからではない。ヒラスズキはベイトを追い回すわけではなく待ち構え型の捕食をする。だからポイントへ入ってくる向きが気にくわずルアーにバイトしないというケースがあるのだ。また、オーバーハングした磯際に潜んでいるヒラスズキからは、アングラーが思っているほどルアーが見えていない場合もある。そうしたことを想定し、ルアーをトレースするコースや捕食ポイントに対する角度、レンジなどをいろいろとかえて探りたい。

この他、サラシの規模が大き過ぎてルアーが魚の目に入らないことも考えられる。このようなときは基本とは逆に波がおさまるタイミングでキャストしてみる。

ひと通り試してみても反応がない場合にはポイントをかえるしかない。ただ、わずかでも気配があるのなら1時間以上そのポイントを休めてから再度狙いたい。潮流や波、ベイトの量などが変化することでヒラスズキの活性が上がり、捕食ポイントが広がることは少なくない。


【磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて】

※上記のリンク先にある「磯のヒラスズキゲーム・安全とマナーについて」を必ず読んでいただき、ルールやマナーを守り、安全対策をしっかりと講じたうえで事故やトラブルのない釣りをお楽しみ下さい。


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