磯のヒラスズキゲーム入門【トップウォータープラグ編】PART2 | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 3

磯のヒラスズキゲーム入門【トップウォータープラグ編】PART2

合わせのコツ

ヒラスズキは大きな口で吸い込むようにベイトを飲み込むので、比較的ゆっくりめに合わせを入れてやる。グンとアタリがあったらいったん送り込むくらいでよい。トップゲームではバイトシーンが見えるだけに早合わせをしがちだが、あまり神経を張り詰めずに落ち着いて対処したい。

ロッドは30度から45度ぐらいの間で、水深が深いときは下方、浅いときは上方に構えている。ラインは常に軽く張っておくこと。

合わせた時点でガッチリとフッキングしていれば追い合わせを入れる必要はない。むしろハリ穴が広がってバラしやすくなるので要注意。

磯のヒラスズキゲーム入門 トップウォーター19

ファイト&ランディングのコツ

60㌢以下のヒラスズキはヒット後に高確率でジャンプする。これをかわすにはロッドティップを下げて水中へ入れるとよい。ただ、私自身はそれを見たくてトップゲームをやっているので、そのままジャンプさせる(バラす確率は高くなるが…)。

80㌢前後の大型はせいぜい1~2回しか跳ねないが、ジャンプ後の引きに波の力が加わるとかなりの負荷となる。このときは躊躇せずドラグを緩める。ただ、根に張りつかれることはまずないがあまりラインを出して走らせると根ズレを起こしやすいので要注意。

ランディング時はネットにフックが掛かった反動でバラすことが多い。魚の口を水面に出させて少しの間空気を吸わせるようにし、十分に弱らせてからネットを出せばスムースに取り込める。このとき、ネットの中央にルアーがくるようにすくうとよい。同行者がいるならばすくってもらった方が安全だ(ただしバレても恨みっこなしで…)。

磯のヒラスズキゲーム入門 トップウォーター20
磯のヒラスズキゲーム入門 トップウォーター21

ヒラスズキゲームにおいてランディングはとても重要かつ困難な作業だ。せっかくヒットさせても波が大きい場合や足場が高いところでは取り込めないこともある。安易に考えているとアングラー自身に危険が及ぶこともあるから十分気をつけてほしい。

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