【ショア青物&ヒラスズキゲーム】ジグミノーを使いこなそう!! | SWマガジンweb | 海のルアーマンのための総合情報メディア - Part 2

【ショア青物&ヒラスズキゲーム】ジグミノーを使いこなそう!!

効果的なシチェーション

磯でのヒラスズキゲームはまさに向かい風との戦いである。特に冬型の気圧配置による強い北西風が吹くときはミノーやトッププラグでは到底攻めきれない。そんなときこそ、抜群の遠投性を誇るジグミノーの出番。プラグで歯が立たないときでもバイトに持ち込みやすく、何度も助けてもらった。

その他にもプラグでは届かない沖にあるシモリ回りのサラシを攻めるときも有効である。手つかずのポイントが多く、ウブなバイトを味わうことができるためアングラーの多い日はよく試す。さらに、波の高い日など、磯際から下がったポジションでも十分に飛距離が稼げるので安全面にもひと役買っている。

また、青物狙いで沖めにナブラが発生し、プラグでは届かず、ジグでは沈み過ぎる場合にジグミノーがベストチョイスになることも多い。このように年中活躍してくれるので必ず持参している。

ショア青物&ヒラスズキゲーム ジグミノー3

強い向かい風やウネリなど、プラグでは釣りこなしにくい状況でこそジグミノーの真価が発揮される。

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具体的なアプローチ方法

ヒラスズキ狙いではサラシの厚みやポイントまでの距離、風の強さなどによってルアーを沈める。できるだけサラシの下層を攻めてヒラスズキにアピールしたいからだ。

アクションに関してはそれほど意識していない。ジグミノーを使用するような状況は風が強かったり、ポイントまでの距離が遠いことがほとんどだ。つまり、ミノーを頻繁に通せるような状況ではないため、魚へのプレッシャーは低いと判断している。ルアーアクションよりも、むしろアプローチの精度を高めることを意識するべきだ。

基本的にはナチュラルリトリーブで潮の重みを感じ、それに合わせてスピードに強弱をつけている。

ショア青物&ヒラスズキゲーム ジグミノー4

潮が軽ければ速く、重ければ遅くといった具合に、手もとに伝わる抵抗を一定に保つよう巻き速度を調整するのが基本だ。

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